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これまでの放送内容

2017年1月22日(日)

涙の向こうに~熊本地震 避難所小学校の日誌~

2016年4月の熊本地震で甚大な被害が出た益城町。広安西小学校は苦しい中にも明るさを…と学校に内閣を作り避難所を運営。奮闘する先生や避難者の2カ月を追った。

2016年4月14日と16日、死者49人、行方不明者1人、住宅被害14万棟以上という未曽有の大地震に見舞われた熊本県。その中でも、震度7を2度も観測した上益城郡益城町は、県内でも甚大な被害が出た自治体の一つだ。町内の小学校は地震後すぐに町指定の避難所となり、支援物資が足りない!避難者のプライバシー保護は?と混乱する所も多かった。そんな中、広安西小学校は少し違った。校長は総理大臣、教頭は官房長官、先生たちはそれぞれの役割に応じ、ユニークな肩書の大臣や長官などに任命され、小学校に内閣が発足したのだ。これは「苦しい時こそユーモアを忘れず、少しでも職員室から明るい雰囲気を広げたい」という井手文雄校長の発案で、実際、先生たちもその名に恥じぬよう奮闘していた。また、そこに避難している人たちも、その明るさに支えられていた。番組では、被災地となり避難所となっても、なお、前向きな学校現場の2カ月を追った。

出演者:【ナレーション】 中原理菜(テレビ熊本アナウンサー)

制作局テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2024.07.20(土)

長崎県五島市福江島から東南東およそ35キロの海底に「潜水艦の墓場」と呼ばれる場所がある。太平洋戦争終結の翌年、アメリカ軍が世襲した旧日本海軍の潜水艦は佐世保に集められ、五島列島沖合でアメリカ軍によって沈められた。旧日本海軍の潜水艦24艦は、今もその海底に眠っている。この海域を大学教授らが無人潜水機などを使い調査。様々な資料と照合し、全24艦の名前を特定した。その中には広島原爆の運命を変えたかもしれない潜水艦が存在した。それら潜水艦の多くは実戦でも使われた特攻兵器、人間魚雷「回天」を搭載していた。そしてもうひとつ実戦で使われた特攻兵器が存在する。旧日本海軍の水上特攻艇「震洋」。かつて「震洋」の訓練所が長崎県東彼杵郡川棚町にあった。極秘の特攻作戦だったため、資料はほとんど残されていなかった。しかし2021年、新たな写真が発見された。旧日本海軍の潜水艦、そして水上特攻艇「震洋」。それぞれの関係者は今、何を思うのか。戦争遺構が私たちに伝えようとしているものとは。

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