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これまでの放送内容

2014年11月2日(日)

夢は二つの甲子園 野球に魅せられたスリランカ人

▼日本でアマチュア野球の審判資格を持つスリランカ人、スジーワさん。彼の夢は甲子園で審判をすることと南アジア野球大会を開くこと。果たして夢は叶うのか?

福岡市博多区のホテルに勤務するスジーワ・ウィジャナーヤカさん(30)。スリランカから観光サービス業を学ぶため、大分県の立命館アジア太平洋大学に留学。卒業後、福岡でホテルマンの道を選びました。スジーワさんにはもうひとつの顔があります。アマチュア野球の審判員です。南アジアからは初めての審判員です。ほぼ無給で年間約100試合を裁いています。スリランカでは野球は人気スポーツではありません。野球人口は約5000人。これまで球場はなく、野球道具を手に入れることも難しいのが実情でしたが、スジーワさんは日本では使わなくなった野球道具を譲り受け、母国に送って野球の普及に努めています。スジーワさんの夢は二つあります。ひとつは甲子園で高校野球の審判をすること。現在、甲子園大会は殆ど関西の審判員が担当していますが、九州からは春、夏各1人が招聘されています。福岡県だけでも50人ほどの審判員がいてかなり難関ですが。「可能性がゼロでなければ、挑戦します」とスジーワさんは語ります。そして、もうひとつの夢は、スリランカで南アジア各国による野球大会を開くこと。「南アジアの甲子園大会」です。二つの夢に向かって生きるスリランカ人を追いかけました。

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2024.12.01(日)

いまや日本中で開催されている「クリスマスマーケット」。中でも福岡市で開催されている「福岡クリスマスマーケット」は来場者数、店舗数ともに日本一を誇る。この巨大なイベントをプロデュースしているのが佐伯岳大さん。10年前、日本ではまだ馴染みが薄かったクリスマスマーケットを福岡に持ち込み、日本一にまで押し上げた。「福岡に世界一のクリスマスを」強い想いを胸に、華やかなイベントを裏方として支え続ける姿を追う。

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