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これまでの放送内容

2018年3月6日(火)

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犬猫たちのいのちの家

宮崎県国富町で犬や猫の保護活動を行っている山下由美さん。心を閉ざした犬猫たちとどう向き合ったのか?いのちをつなぐ現場を覗いてみました。

いま全国的に犬や猫の「殺処分ゼロ」を目指す動きが広がっている。その背後には動物保護団体の活動に寄与するところが大きい。未だ無くならない殺処分、ペットを飼うことの意味・命の大切さを再考する。殺処分は「引っ越すから飼えない」「年老いて介護が大変」など身勝手な人間の都合で行われる。そんな中、殺処分対象の犬や猫を保護し新しい譲渡先を探す活動を12年前から続けている女性がいた。山下由美さん(48)。山下さんは宮崎県国富町に「いのちのはうす保護屋」を開設。ここで心に深い傷を負った犬猫約90匹をケアしている。これまで新しい飼い主の元で幸せに暮らしている犬猫たちも多い。2017年春、「殺処分ゼロ」を目指しみやざき動物愛護センターが開設した。センターでは「生かして譲渡する」のを目的に病気やけがの治療を行う。山下さんは愛護センターで横たわり怯えで震えが止まらない犬を保護、飼い主は入院しいて「犬を処分して欲しい」と言う。すぐさま動物病院に行き、受けた診断の結果は末期がん。翌日その犬を看取ることになった。山下さんは「どんな飼い主でも犬は家族といることが一番幸せ」という。また動物愛護法改正の署名運動中、、ビニール袋に猫を入れ振り回している男性と出会う。虐待する飼い主から猫を助け出そうとする山下さん、しかし今の愛護法では「飼い主から強引に動物を引き離すことはできない」とされている…。

出演者:山下由美

制作局テレビ宮崎(UMK)

次回放送内容

OA:2025.09.21(日)

太平洋戦争末期に制作・公開された、戦時下の福岡を舞台とした映画「陸軍」。陸軍省後援の、いわゆるプロパガンダ映画だ。監督として白羽の矢が立ったのは「二十四の瞳」など、後に数々の名作を手がけることになる木下惠介。“戦意高揚”を目的とした映画だが、“反戦”とも伺えるシーンを忍ばせる。この映画には、福岡などから召集された本物の陸軍部隊・通称「〇ト部隊」が出演していた。沿道で多くの人々が国旗を振った、盛大な行軍シーン撮影。しかし、実際の出陣は映画とは大きくかけ離れたものだった。その後、戦地・フィリピンで地獄の「飢餓戦」を余儀なくされ大半が戦死した「〇ト部隊」。兵士たちの最後の叫びとは…

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