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これまでの放送内容

2012年6月10日(日)

ムラの生命(いのち)~いま、世界に芽吹く一村一品~

大分県知事退任後も、村おこしの手法である「一村一品運動」を世界各地に広める活動を精力的に行っている平松守彦氏の活動を紹介。

平松守彦氏(87)は、大分県知事時代に村おこしの手法として提唱した「一村一品運動」の旗手として、退任後も世界各地でこの運動の導入に力を注いでいる。「一村一品運動」は、知事就任直後の1980年に大分県内において市町村ごとの特産品を育てることで地域の活性化を狙った地域振興運動。農産品などの地域ブランド商品が数々生み出され、1.5次産業・産品の育成、地域リーダーの発掘・育成、大型イベントの誘致など輝かしい成功により、当時は全国的にはほぼ無名であった「大分県」の名は全国区に昇り「地方分権の旗手」ともてはやされた。平松氏の主宰するNPO法人「大分一村一品国際交流推進協会」には、毎月のように世界各国の訪問団が村おこしのヒントを求めてやって来るという。87歳の高齢にもかかわらず、今なお地域の活性化という永遠のテーマに挑み続ける平松氏の活動をあらためて記録するとともに、大分の名を全国にとどろかしめた「一村一品運動」をあらためて考える。

出演者:平松守彦(NPOおおいた一村一品国際交流推進協会理事長・前大分県知事)

制作局テレビ大分(TOS)

次回放送内容

OA:2025.11.09(日)

「自分の障害を受け入れて、もう1つの陸上競技に挑戦」パラ陸上・十川裕次選手が走る理由とは?。 大分市出身の十川裕次選手はパラ陸上1500mで活躍するアスリート。パラリンピックには東京・パリと2大会連続で日の丸を背負い、世界の舞台を駆けぬけた。小学校のときから野球を続けていたが、あることをきっかけに陸上の道へ。強豪駅伝部として知られる大分東明高校時代には全国高校駅伝で花の一区も任された経歴を持つ。ただ、これまでの道のりは決して平たんなものでなかった。3歳のときに軽度の知的障害が判明。周りと比べると物事を理解することが困難な場合や、そのスピードが遅いこともある。「どうしてぼくを障害に生んだの?」やり場のない怒りを両親にぶつけることもあった。そんな失意の中で出会ったパラ陸上が十川選手に「走る理由」を与えてくれた。世界への舞台へと挑戦を続ける十川選手の日々を追った。

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