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これまでの放送内容

2012年6月17日(日)

半径5メートルの広場 福岡ストリートミュージシャン事情

毎週土曜日。福岡市天神。夜の帳がおりる頃になると西鉄福岡駅横の路上には、どこからともなくギターケースを抱えた若者たちが集まってきます。

▽毎週土曜日。福岡市天神。夜の帳がおりる頃になると西鉄福岡駅横の路上には、どこからともなくギターケースを抱えた若者たちが集まってきます。やがて路上は様々なジャンルの音楽で溢れかえり、約300メートルの通りは、屋外ライブのステージへと変化するのです。道行く人が立ち止まり、いくつもの小さな広場がそこに生れます。半径5メートルの広場です。レコードからCD、そしてパソコンからのダウンロードと音楽の聴き方も大きく変わり、音楽業界も変化を遂げてきました。自主製作でCDが作られ、「ユー・チューブ」等の出現で発表の場も広がりました。プロとアマチュアの差が曖昧となり、成功の方程式も大きく変わりつつあります。しかし音楽で夢を目指す若者は「福岡・博多」にこだわります。なぜ、彼らは「福岡・博多」にこだわるのでしょうか?夢をかける真剣勝負の場所としての路上。人とつながるコミュニケーションの空間としての路上。そして自分の居場所としての路上。時代とともに変わる音楽環境のなか、なぜ若者は路上へ向かうのでしょうか? 多くのアーティストを産んだ街・福岡のストリートミュージシャンたちを追いかけました。

出演者:石橋凌(ミュージシャン、俳優) 田代俊一郎(著述業)

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2025.11.09(日)

「自分の障害を受け入れて、もう1つの陸上競技に挑戦」パラ陸上・十川裕次選手が走る理由とは?。 大分市出身の十川裕次選手はパラ陸上1500mで活躍するアスリート。パラリンピックには東京・パリと2大会連続で日の丸を背負い、世界の舞台を駆けぬけた。小学校のときから野球を続けていたが、あることをきっかけに陸上の道へ。強豪駅伝部として知られる大分東明高校時代には全国高校駅伝で花の一区も任された経歴を持つ。ただ、これまでの道のりは決して平たんなものでなかった。3歳のときに軽度の知的障害が判明。周りと比べると物事を理解することが困難な場合や、そのスピードが遅いこともある。「どうしてぼくを障害に生んだの?」やり場のない怒りを両親にぶつけることもあった。そんな失意の中で出会ったパラ陸上が十川選手に「走る理由」を与えてくれた。世界への舞台へと挑戦を続ける十川選手の日々を追った。

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