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これまでの放送内容

2012年6月17日(日)

半径5メートルの広場 福岡ストリートミュージシャン事情

毎週土曜日。福岡市天神。夜の帳がおりる頃になると西鉄福岡駅横の路上には、どこからともなくギターケースを抱えた若者たちが集まってきます。

▽毎週土曜日。福岡市天神。夜の帳がおりる頃になると西鉄福岡駅横の路上には、どこからともなくギターケースを抱えた若者たちが集まってきます。やがて路上は様々なジャンルの音楽で溢れかえり、約300メートルの通りは、屋外ライブのステージへと変化するのです。道行く人が立ち止まり、いくつもの小さな広場がそこに生れます。半径5メートルの広場です。レコードからCD、そしてパソコンからのダウンロードと音楽の聴き方も大きく変わり、音楽業界も変化を遂げてきました。自主製作でCDが作られ、「ユー・チューブ」等の出現で発表の場も広がりました。プロとアマチュアの差が曖昧となり、成功の方程式も大きく変わりつつあります。しかし音楽で夢を目指す若者は「福岡・博多」にこだわります。なぜ、彼らは「福岡・博多」にこだわるのでしょうか?夢をかける真剣勝負の場所としての路上。人とつながるコミュニケーションの空間としての路上。そして自分の居場所としての路上。時代とともに変わる音楽環境のなか、なぜ若者は路上へ向かうのでしょうか? 多くのアーティストを産んだ街・福岡のストリートミュージシャンたちを追いかけました。

出演者:石橋凌(ミュージシャン、俳優) 田代俊一郎(著述業)

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2025.02.23(日)

2016年春、閉校が決まった高校で最後の入学式がありました。熊本県立多良木高校。人口9500人ほどの小さな町で住民に親しまれる学校です。しかし、これまで2万人近い卒業生を送り出してきた高校にも過疎化と少子化の並みが忍び寄っていました。ついには県が進める高校再編計画の対象となり、2019年3月での閉校が決まります。消え行く学校の最後を締めくくるのは67人の生徒たち。地域の人々に見守られ、97年に渡る歴史のゴールへ向かいます。母校が閉じられる瞬間、最後の校歌を口ずさむ人々の胸に宿った思いとは。多良木高校閉校への軌跡。いま聞いてもらいたいメロディーがここにあります。

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