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これまでの放送内容 -2021年-

2021年6月28日(月)

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私たち探究世代~新しい学校のカタチ~

新しい学びの形として注目される「探究」学習。様々なプロジェクトに取り組む形で授業をする高校の新コースに集った生徒と先生。その挑戦の1年間の喜怒哀楽を描く。

新学習指導要領で2022年度から全高校に導入される予定で、教育の新しいキーワードになっている「探究学習」。教科書に沿って知識をつけるのではなく、生徒自らが課題やテーマを見つけて解決策を考える学習のことだ。
探究学習に特化して、様々なプロジェクトに取り組む授業をしていくという「探究コース」が、佐賀県基山町の私立・東明館高校に新設された。1期生として入学した1年生は9人。小学校中学校の時に勉強する意味を感じなかったり、人間関係がうまくいなかったという生徒もいて、これまでと違う学校環境に期待した子供たちが集まった。担任になった山元先生も、「中学・高校時代、授業が全然面白くなかった」と言い、新しい授業の形を模索していた。

1学期の最初のプロジェクトとして、“基山町の地域活性化策”という課題にチャレンジした。山元先生は、「1つのベンチャー企業ができたような」と一定の手ごたえをつかんだものの、なかなか最初からうまく行かない。
「イザコザがあったりぶつかったりした」「ただいるだけ人なら“探究コースにはいらない”」…生徒と先生、苦しみながら基山町の活性化策をまとめあげるが…。

これまでにあまり例が無かったような学科を立ち上げ、新しい学びに、そして人生を変えることにチャレンジする先生と生徒たちの1年間を描く。

出演者:東明館高校 探究コースの生徒の皆さんと山元祐輝先生 探究コースの訪問先の人たち

制作局サガテレビ(STS)

2021年6月21日(月)

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人類皆クリエイター~ネタバレのススメ~

フォロワー数260万人、福岡のSNS動画クリエイター「あああつし」。安定した職業を捨てて、SNSクリエイターとして生きていくことを決めた彼の思いに迫ります。

 若者を中心に大流行中の短い動画を投稿するSNS 「TikTok(ティックトック)」。そのTikTokでフォロワー数260 万人を誇る動画クリエイターが福岡県にいます。「あああつし」さん、26歳。映像の美しさと斬新な発想で作られるコンテンツは、日本だけでなく世界中から注目されています。そんな「あああつしさん」はこの春、勤めていた会社を辞めて、TikTokクリエイターとして生きていく決断を下しました。果たしてTikTokで稼ぐことはできるのか?そしてどんなビジョンを描いているのか?
 人生の大きな岐路に立つ1人の若者に密着しました。

出演者:【ナレーション】 橋本真衣(テレビ西日本アナウンサー)

制作局テレビ西日本(TNC)

2021年6月14日(月)

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ハビブさんの車いす

小林市で、ハイテク電動車いすを作っているパキスタン人エンジニアのハビブさん。細かいニーズにも対応したオーダーメイドの車いすは、多くの人を笑顔にしている。

宮崎県小林市。人口およそ4万3000人のこの街で、暮らしを豊かにしてくれる、ある乗り物が作られている。それが、多機能型電動車いす。製作するのは、パキスタン出身、ハビブ・ウル・ラハマンさん。ハビブさんの作る電動車いすは、リクライニングや昇降も可能で、足場の悪い場所でも乗ることができるよう設計されている。重度障がい者の明日を変える。仕事熱心で、少しお茶目なハビブさんが作るハイテク車いすは、たくさんの人を笑顔にしている。

出演者:ハビブ・ウル・ラハマンさん

制作局テレビ宮崎(UMK)

2021年6月7日(月)

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焼夷の記憶~フィルムが語る太平洋戦争~

のどかな田園が広がる大分県宇佐市。この町には、太平洋戦争当時、旧海軍の航空基地「宇佐海軍航空隊」がありました。

のどかな田園が広がる大分県宇佐市。この町には、太平洋戦争当時、旧海軍の航空基地「宇佐海軍航空隊」がありました。今でも、当時の遺構が数多く残されています。ここ宇佐市には、「宇佐海軍航空隊」について調べているグループ「豊の国宇佐市塾」があります。塾生の一人、織田祐輔さん。彼は米国国立公文書館に保管されていた「ガンカメラ映像」を入手し、その映像を研究・解析しています。この「ガンカメラ」とは、太平洋戦争中に使われた、米軍の軍用機に取り付けられ偵察や攻撃の時に撮影された記録映像のことです。宇佐市だけではなく、全国のガンカメラ映像を追い求める織田さん。彼はなぜ、ガンカメラ映像を入手し、解析・研究しているのか…。彼が、戦時中の映像を掘り起こす意味とは…。

出演者:【ナレーター】 田邊智彦

制作局テレビ大分(TOS)

2021年5月31日(月)

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手探りの災害処方箋

2019年8月に佐賀を襲った「佐賀豪雨」。そのおよそ1週間後、佐賀県武雄市などで水害を受けた方々への支援を行う民間ボランティアチーム「おもやい」

2019年8月に佐賀を襲った「佐賀豪雨」。そのおよそ1週間後、佐賀県武雄市などで水害を受けた方々への支援を行う民間ボランティアチーム「おもやい」を有志とともに立ち上げた鈴木隆太さん。「おもやい」はこの地区の言葉で「一緒に」の意味です。市町のボランティアセンターの活動が行われなくなった後も、地元の住民として被災者に寄り添う活動を続けると共に、鈴木さんは災害時の対応策「処方箋」作りに思慮を巡らせます。そのバックボーンには、彼が佐賀へ来る前に体験した全国各地での災害支援活動がありました。「災害の処方箋」は見つかるのでしょうか

出演者:鈴木隆太さん ボランティアチームおもやいの皆さん 他

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2024.11.24(日)

八代市坂本町の鮎帰(あゆがえり)地区にある日光(にちこう)棚田。標高420メートル、里山に囲まれ階段状に連なる田畑の景色はどこか懐かしく安らぎを覚えます。1999年『日本の棚田百選』にも選ばれました。しかし、今は過疎化と相次ぐ離農で耕作放棄地が目立ち、田んぼは畑に切り替わり棚田の風情は過去のものとなろうとしています。この日光棚田で僅かに残った数枚の田んぼで唯一米作りに取り組んでいるのが、野口修さんです。年齢は87歳、農業の経験も無ければ地主でもありません。 野口さんは、2016年広島から坂本町に単身移住、79歳の時でした。数年後日光棚田に出会います。それは素人目線の安易な発想だったかもしれません。廃れていく棚田に想いを募らせ景観を維持できないかと…、野口さんは2020年元米農家の田んぼを借りて米作りを始めます。春は田起こし、苗ができれば田植え、収穫の秋まで水の管理や田の草取り、厄介なシカの防除に至るまで片時も目が離せません。野口さんは苦労をものともせず、四度目の秋を迎えることができました。 野口さんは収穫の喜びとは別に、新たな目標に向かって歩き出していました。本人曰く“僧侶”になると、坂本町へ移住を世話してくれたお寺の住職の力になければと話します。住職の体調を案じた末の決断でした。僧侶の資格を取るため、野口さんはこれまで通信教育でお寺の宗派に関する作法やお経を学んできました。最終課程は京都、得度(とくど)習礼(しゅらい)と呼ばれる修行に入ります。 80歳を目前に単身移住。棚田の景観を守ろうと挑む米作り。そして、今度は僧侶になろうと一念発起。野口さんは、鮎帰の里に新しい風を起こそうとする革命児なのかも!? 何が自身をそうさせるのか!?世の中を憂い立ち上がった青春期に答えは有るようです。 荊(いばら)の道を怯まず自らを進化させ続ける野口さんは間もなく米寿。人生100年時代を迎え、余生を謳歌する今はまだ旅の途中かも知れません。番組では、自らの信念と向き合う野口さんが何を求め何処へ向かおうとしているのか、終の棲み家に選んだ里の日々を追います。

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