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これまでの放送内容 -2016年-

2016年10月16日(日)

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命のリレー~地域医療 ある医師の挑戦~

いち早く診断、救命措置を始められることで、救命率の向上が期待されるDMATというシステムを活用して救命活動に取り組む大分県竹田市の石井医師を紹介。

大分県竹田市で市内唯一の二次救急病院の指定を受けていた竹田医師会病院は、平成19年、医師の退職などで深刻な医師不足となり、医療崩壊の危機に直面しました。
前年まで800人以上受け入れていた救急患者も、専門外診療やマンパワー不足を理由に徐々に対応出来なくなり、受け入れ人数はおよそ半分の400人台にまで減少しました。
 そんな竹田市が、救急医療の地域格差是正の鍵として挙げたのは地元の消防機関、医療機関、大学病院による広域救急医療体制、医療圏連携でした。
 ドクターヘリの活動を手伝っていた石井一誠(いっせい)医師(現竹田医師会病院院長)は、竹田医師会病院の依頼を受け、大学病院の高度救命救急センターの医師派遣システムを有効活用することによる地域救急医療体制の再構築を進めていました。こうした緊急医療活動を通して石井医師は地域の医療従事者がドクターヘリよりも先に現場に到着し、初期治療すれば救命率が高まると痛感していました。
そこで考えたのは、地上からドクターヘリを支援し、場合によっては地の利を生かしてドクターヘリよりも先に現場に駆けつけることができるDMATというシステムを活用した救助活動です。この活動は地域救急医療体制の新しい取り組みとして全国で注目され始めています。
番組では、救命・救急に尽力する石井一誠医師と行政(竹田市)の取り組みを紹介します。

制作局テレビ大分(TOS)

2016年10月9日(日)

轟け大分ラーメン~大分ラー麺’S倶楽部の軌跡~

大分ラーメンの活性化を掲げ活動する「大分ラー麺’S倶楽部」が、今までにない新しいラーメンイベントを開催するまでの奮闘を描いたドキュメント。

今、大分のラーメン界がにわかに盛り上がっている。実はこの盛り上がりには影の立役者がいる。「大分ラー麺’S倶楽部」の代表・田村将治さんだ。
「大分ラー麺’S倶楽部」は会長の他、管理人4人で運営している非営利団体。大分ラーメンの活性化・大分ラーメンを全国区にすることを掲げ活動している。2014年、自分たちでラーメンのイベントを開催できないかと考えた。
漠然とした夢を現実させるために、大分の有名ラーメン店の店主達と話し合い、場所の確保から協賛社集めなど、普段の仕事をしながら夢のためにがんばってきたが、その夢がついに2015年7月に実現された。
営利目的でないSNSの団体が、休日、家族サービス返上で大分ラーメンを盛り上げるために、たくさんのラーメン店を巻き込み、今までにない新しいラーメンのイベントを開催するまでの奮闘を描いたドキュメント。

出演者:【ナレーター】 田尻敏明

制作局テレビ大分(TOS)

2016年10月2日(日)

エリナの夜明け~ある屋台女将の願い~

▽主人公は博多屋台の若女将27歳のエリナさん▽彼女を襲う廃業の危機▽どうしても続けたい理由は幼いころの悲しい記憶▽大きく揺れ動く心▽悩んだ末に下した決断とは…?

福岡の人気屋台「てるちゃん」の女将、青木エリナさん。3年前、先代から屋台を引き継いだ彼女は今、廃業の危機に迫られている。どうしても屋台を続けたい…。彼女がそう言い続けるのには、ある理由があった。

制作局テレビ西日本(TNC)

2016年9月25日(日)

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阿蘇神社 雄姿をふたたび

今回の熊本地震で倒壊した阿蘇神社。被害の様子や地元の人々の生の声を映像にし配信することで、1日も早い再建を願う地元の映像クリエイターの姿を追った。

2度の最大震度7を観測、甚大な被害が発生した熊本地震。多くの家屋やビルが倒壊したほか、各地で土砂崩れや道路崩壊などの被害が報告されている。この地震では、熊本城をはじめ、歴史的建造物にも深い爪痕を残した。阿蘇市では、阿蘇神社の楼門(国指定重要文化財)と拝殿が全壊、三つの神殿(国指定重要文化財)も大きく破損している。高さ18メートルの楼門は江戸時代末期に造られた「日本三大楼門」の一つで、阿蘇地域の象徴的存在となっている。これらの再建には、10年の歳月と20億円程度の費用がかかると言われる中、「映像による阿蘇神社再建プロジェクト」が立ち上がった。中心となるのは中島昌彦氏(35)、アメリカで映画専門の大学に留学後、東京のテレビ局での仕事を経て今年の3月、一時帰省中に今回の地震に遭遇、阿蘇神社の変わり果てた姿を目の当たりにし心を痛めた。中島氏にはもう一つ、阿蘇神社再建に対する熱い思いがある。それは、86歳になる祖母の存在だ。祖母は、阿蘇神社で結婚式をあげた最初の夫婦だった。阿蘇神社が心の支えとなっていたと言う。病気がちだった母に代わり、祖母が中島氏の成長を見守ってきた。その祖母に「生きているうちに再建した阿蘇神社をみせてあげたい」それが中島氏の原動力となっている。

出演者:【ナレーター】 熊本竜太(TKUアナウンサー)

制作局テレビ熊本(TKU)

2016年9月18日(日)

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まおちゃんの手料理

小学6年生の金城舞桜ちゃんは料理が大好き。沖縄の料理に興味があって、料理教室を開くほどの腕前。そのまおちゃんが沖縄の食材を使って料理コンテストに挑みました。

小学6年生の金城舞桜ちゃんは料理が大好き。特に沖縄の料理に興味があり、自ら料理教室を開いて同世代の子供たちに教えるほどの腕前。まおちゃんのお母さんは福岡県の出身。沖縄に嫁いでから料理教室に通い沖縄の料理を熱心に学んでいる。昔ながらの沖縄の料理を教えてくれるおばあちゃんもいて、まおちゃんはそのどちらからも料理を学べる環境に育っている。そんなまおちゃんが料理コンテストに挑戦。はたして結果は?

出演者:金城舞桜ちゃんとそのファミリー(金城楓、金城ひとみ、金城和幸、金城光子、金城善宜) 【ナレーター】 かでかるさとし

制作局沖縄テレビ放送(OTV)

次回放送内容

OA:2024.11.24(日)

八代市坂本町の鮎帰(あゆがえり)地区にある日光(にちこう)棚田。標高420メートル、里山に囲まれ階段状に連なる田畑の景色はどこか懐かしく安らぎを覚えます。1999年『日本の棚田百選』にも選ばれました。しかし、今は過疎化と相次ぐ離農で耕作放棄地が目立ち、田んぼは畑に切り替わり棚田の風情は過去のものとなろうとしています。この日光棚田で僅かに残った数枚の田んぼで唯一米作りに取り組んでいるのが、野口修さんです。年齢は87歳、農業の経験も無ければ地主でもありません。 野口さんは、2016年広島から坂本町に単身移住、79歳の時でした。数年後日光棚田に出会います。それは素人目線の安易な発想だったかもしれません。廃れていく棚田に想いを募らせ景観を維持できないかと…、野口さんは2020年元米農家の田んぼを借りて米作りを始めます。春は田起こし、苗ができれば田植え、収穫の秋まで水の管理や田の草取り、厄介なシカの防除に至るまで片時も目が離せません。野口さんは苦労をものともせず、四度目の秋を迎えることができました。 野口さんは収穫の喜びとは別に、新たな目標に向かって歩き出していました。本人曰く“僧侶”になると、坂本町へ移住を世話してくれたお寺の住職の力になければと話します。住職の体調を案じた末の決断でした。僧侶の資格を取るため、野口さんはこれまで通信教育でお寺の宗派に関する作法やお経を学んできました。最終課程は京都、得度(とくど)習礼(しゅらい)と呼ばれる修行に入ります。 80歳を目前に単身移住。棚田の景観を守ろうと挑む米作り。そして、今度は僧侶になろうと一念発起。野口さんは、鮎帰の里に新しい風を起こそうとする革命児なのかも!? 何が自身をそうさせるのか!?世の中を憂い立ち上がった青春期に答えは有るようです。 荊(いばら)の道を怯まず自らを進化させ続ける野口さんは間もなく米寿。人生100年時代を迎え、余生を謳歌する今はまだ旅の途中かも知れません。番組では、自らの信念と向き合う野口さんが何を求め何処へ向かおうとしているのか、終の棲み家に選んだ里の日々を追います。

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