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2020年5月5日(火)

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中年よ 大志を抱け~夢のリング、アメリカへ~

別府市にかつて脚光を浴びた元プロレスラーがいる。少年時代に描いた自身の夢を実現するため彼は本場アメリカのリングに上がると決めた。あきらめない男の生きざまに迫る。

派手な衣装と演出で登場するイケメンレスラー。そのレスラーを目当てに会場に来る多くの女性ファン。いま、空前のプロレスブームが到来している。
大分県別府市の雑居ビルに一角にある小さなバーに、40代半ばを迎えた元プロレスラーがいる。バーのオーナー、首藤篤さん。当時のリングネームは「ジ・アッチー」。
25年前、彼は全国に先駆けアマチュアプロレス団体を旗揚げ。後に大分AMWプロレスとなるこの団体は、大分を拠点に各地で興行し、ローカルプロレスのパイオニアとして全国レベルで存在感を示したレジェンドだ。
プロレスを通して「夢をあきらめないことの大切さ」を伝えようと第一線で戦い続けてきた彼だが、腰のけがが悪化し現役を引退したのは2年前のこと。以来、彼の心の中にずっとくすぶり続けている思いがあった。それは、少年のころに描いた夢、本場アメリカのリングに上がること。
「夢をあきらめるな!とリングで叫び続けていたのに自分自身に、まだやり残した夢があった。このままでは自分のプロレス人生は終われない。」
2019年3月、彼は渡米する。心の奥底に眠っていた夢に挑戦するために。日常生活もままならないほど故障だらけの体に鞭を打ち、トレーニングを開始した。
約1か月の渡米期間中、生活の糧であるバーも休業する。満身創痍、中年プロレスラーの人生をかけた挑戦が始まろうとしていた。

制作局テレビ大分(TOS)

次回放送内容

OA:2025.11.09(日)

「自分の障害を受け入れて、もう1つの陸上競技に挑戦」パラ陸上・十川裕次選手が走る理由とは?。 大分市出身の十川裕次選手はパラ陸上1500mで活躍するアスリート。パラリンピックには東京・パリと2大会連続で日の丸を背負い、世界の舞台を駆けぬけた。小学校のときから野球を続けていたが、あることをきっかけに陸上の道へ。強豪駅伝部として知られる大分東明高校時代には全国高校駅伝で花の一区も任された経歴を持つ。ただ、これまでの道のりは決して平たんなものでなかった。3歳のときに軽度の知的障害が判明。周りと比べると物事を理解することが困難な場合や、そのスピードが遅いこともある。「どうしてぼくを障害に生んだの?」やり場のない怒りを両親にぶつけることもあった。そんな失意の中で出会ったパラ陸上が十川選手に「走る理由」を与えてくれた。世界への舞台へと挑戦を続ける十川選手の日々を追った。

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