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これまでの放送内容

2009年11月8日(日)

島でみる 〜五島列島宇久診療所〜

長崎県五島列島の最北端・宇久島には島でただ一つの診療所がある。佐世保市立総合病院宇久診療所の所長有吉靖医師(52歳)は島の医療を担って12年になる。

有吉さんは島の人たちの健康状態から暮らしぶりまで把握していて患者が元気な頃からずっと診つづけてきた。

高齢化が進み、島の人々は人生の最期はこの島で迎えたいと願っている。有吉さんに託されたのは「看取ること」お年寄りの最期に寄り添うことだった。そして宇久島にはもう一人の医師がいる。

福岡の眼科病院で名誉院長を務める福田量医師(78歳)は宇久島で眼科の無料診療を40年以上続けている。
福田さんの志には少年時代の辛い原爆体験があった。番組では長い人生を精一杯生きてきたお年寄りの最期に向き合う有吉医師と自分の利益よりも困っている人達の力になろうとする福田医師、志をもった二人の島の医師の姿を伝える。

制作局:テレビ長崎(KTN)

次回放送内容

OA:2026.10.11(日)

100 年前の1926年、現在の熊本県山鹿市鹿本町で、15歳の芹川文彰( せりかわ・ぶんしょう) さんが無声映画『実録 忠臣蔵』(1926 年公開) を鑑賞。その記憶を頼りに3 年をかけて、映画を丸ごと絵で再現したペン画集を作った。迫力あふれるタッチ、フキダシの中のセリフ、スピード感の描写などはまるでマンガのようだ。約500 コマ、160 ページにも及ぶ。しかし、それは家族以外の誰の目にふれることもなく、実家に眠っていた。芹川さんは東京の美術学校に進学し、病気のために中退。熊本に帰り、人付き合いはほとんどせず、実家で絵を描いて暮らした。最後の4年間は入院し、そこで描いた絵を病院のスタッフに全て譲り、73歳で亡くなった。2020年、伯父・文彰の遺品であるペン画集を芹川英治( えいじ) さんに見せてもらった元新聞記者の松尾 正一( まつお・しょういち) さんは驚き、京都の『おもちゃ映画ミュージアム』に見てもらった。偶然にもそこには、元の映画の66分短縮版フィルムが寄贈されていた。文彰さんのペン画集はそれを補完する映画史の資料として、また、マンガ史を語る上で貴重な資料とされている。ペン画集は「キネマ画」と名付けられ、2021年と2024年にそれぞれ京都で活動写真弁士・坂本頼光さんとピアニストの天宮遥さんによって上演され、絶賛された。そして、熊本市でも2025年12月14日、赤穂浪士討ち入りの日に活弁上演会を開催。300 席の会場は満席となり、90分に及ぶ大迫力の活弁と情感あふれるピアノ演奏で大成功を収めた。番組では芹川文彰さんが描いたキネマ画『忠臣蔵』の魅力を伝え、それをよみがえらせるために奔走する人々の思いを見つめる。

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