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これまでの放送内容

2012年9月23日(日)

カンボジア ソクサバーイ~九州の元気をカンボジアへ~

▽日本とカンボジア、そして子どもたちの夢。カンボジアで初の興行を行う『九州プロレス』に密着しながら、子どもたちの現状も紹介していく。

▽カンボジア初となる本格的なプロレスの試合が、今年7月にアンコールワットの里、シェムリアップで行われた。試合を行ったのは、福岡市に拠点を置くプロレス団体『NPO法人九州プロレス』。去年、カンボジアを初めて訪れた九州プロレス代表、筑前りょうたさんは、カンボジアの多くの子どもたちが置かれている状況に衝撃を受けた。ポル・ポト政権時代に子どもだった世代の多くが親となっている現在だが、子ども兵士などの特殊な環境で育ったため、子育てや社会への適応がうまくできない大人が多い。幼少時代に、いわゆる「普通の家庭・家族」を経験したことがないため、多くの子どもたちが、親と離れて施設や里親の下で暮らし、親も「自立支援施設」に通っている。今年7月14日、九州プロレスは本格的な試合を多くの子どもたちに見てもらおうと街中にリングを設営し、プロレスの興行を行った。カンボジアでは初となる本格的なプロレスの試合。筑前さんは「カンボジアの子どもの多くは貧しく、働くことは農業や警官くらいしかイメージがない。プロレスを知ることで、身体ひとつで未来が拓くことを知ってほしい」と熱く語る。

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2025.09.21(日)

太平洋戦争末期に制作・公開された、戦時下の福岡を舞台とした映画「陸軍」。陸軍省後援の、いわゆるプロパガンダ映画だ。監督として白羽の矢が立ったのは「二十四の瞳」など、後に数々の名作を手がけることになる木下惠介。“戦意高揚”を目的とした映画だが、“反戦”とも伺えるシーンを忍ばせる。この映画には、福岡などから召集された本物の陸軍部隊・通称「〇ト部隊」が出演していた。沿道で多くの人々が国旗を振った、盛大な行軍シーン撮影。しかし、実際の出陣は映画とは大きくかけ離れたものだった。その後、戦地・フィリピンで地獄の「飢餓戦」を余儀なくされ大半が戦死した「〇ト部隊」。兵士たちの最後の叫びとは…

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