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これまでの放送内容

2009年4月19日(日)

「空気」の向こう側 福岡から世界へ 映像クリエイター・江口カン

福岡市の住宅街の一角に、歯科医院を改造したビルが建っている。 此処に今、全国に、そして世界に注目される映像制作会社がある。

その制作会社は「空気」「空気」は、CMディレクター、CGクリエイターなど、社員数は15人。それぞれが、選りすぐりのクリエイター集団なのだ。「空気」を率いているのは、福岡市在住の映像クリエイター「江口カン」41歳。彼は、「JR九州」「日清食品」「森永製菓」といったスポンサーの誰もが一度は目にしたことがあるCMを制作している。この他にも、去年は、スポーツメーカーのWEB上での映像でカンヌ国際広告祭で銅賞を獲得。国内では、ACC CMフェスティバルで金賞を獲得するなど、地方発の映像クリエイターとしては異例の評価を得ている。彼の仕事の多くは、東京でのCM制作だが、最近は、CM以外にも短編映画や長尺のWEB映像など活動の場所が広がっている。彼は、今、真剣に地元・福岡を中心に活動しようと思っている。「東京ばかりが、日本じゃない。福岡にいても、東京のクリエイターと充分戦える」と常々力強く語っている。彼の夢は…福岡から全国へ、世界へ情報を発信したい。現在、福岡のスタッフで制作し、福岡のキャスティングで撮影し、福岡のメディアから福岡にむけた情報を発信するには、どうしたらいいか模索中だ。東京でのCM撮影風景を追いかけながら、福岡では、「新しい情報発信の道」を見つけようと奮闘する姿を追いかけたい。

江口カンの代表作

NIKE「Escort」カンヌ国際広告賞2008ブロンズ
N.Y.フェスティバル2008シルバー
第12回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品
JR九州「黒豚横丁」 第47回福岡広告協会賞 金賞
日清食品「どん兵衛」
コカコーラ「ジョージア・女スパイ」
JR九州「TSUBAME」
HAWKS「ベースボール・スパーリング」

他多数…

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2026.03.08(日)

100年前の1926年、現在の熊本県山鹿市鹿本町で、15歳の芹川文彰(せりかわ・ぶんしょう)さんが無声映画『実録 忠臣蔵』(1926年公開)を鑑賞。その記憶を頼りに3年をかけて、映画を丸ごと絵で再現したペン画集を作った。迫力あふれるタッチ、フキダシの中のセリフ、スピード感の描写などはまるでマンガのようだ。約500コマ、160ページにも及ぶ。しかし、それは家族以外の誰の目にふれることもなく、実家に眠っていた。芹川さんは東京の美術学校に進学し、病気のために中退。熊本に帰り、人付き合いはほとんどせず、実家で絵を描いて暮らした。最後の4年間は入院し、そこで描いた絵を病院のスタッフに全て譲り、73歳で亡くなった。2020年、伯父・文彰の遺品であるペン画集を芹川英治(えいじ)さんに見せてもらった元新聞記者の松尾正一(まつお・しょういち)さんは驚き、京都の『おもちゃ映画ミュージアム』に見てもらった。偶然にもそこには、元の映画の66分短縮版フィルムが寄贈されていた。文彰さんのペン画集はそれを補完する映画史の資料として、また、マンガ史を語る上で貴重な資料とされている。ペン画集は「キネマ画」と名付けられ、2021年と2024年にそれぞれ京都で活動写真弁士・坂本頼光さんとピアニストの天宮遥さんによって上演され、絶賛された。そして、熊本市でも2025年12月14日、赤穂浪士討ち入りの日に活弁上演会を開催。300席の会場は満席となり、90分に及ぶ大迫力の活弁と情感あふれるピアノ演奏で大成功を収めた。番組では芹川文彰さんが描いたキネマ画『忠臣蔵』の魅力を伝え、それをよみがえらせるために奔走する人々の思いを見つめる。

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