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これまでの放送内容

2010年10月17日(日)

心のかけはし ~心の病を持つ人たちの就労への道~

長年、心の病を持つ方や家族にとって就労の場の確保、支援は大きな夢であり、社会活動に参加することで、様々なトレーニングが可能となった。

「トレーニングしてから働く」という考え方から「働くことでトレーニングする」というプロセスを重要視した支援モデルを立ち上げ、「誰でも、意欲さえあれば、一般就労することが出来る」という信念に基づき、全国で初めて岡山県と大分県でIPS=個別就労支援(individual placement and support)が始まった。大分県のLLC(合同会社)ハートブリッジではこのような背景を元に別府大学の三城大介准教授の指導を受けながら、心の病を持つ人々の就労支援に本格的に乗り出した。

「行政の制度の隙間を埋めるサービス」として、様々な生活環境の中で小さな苦しみや悩みのある人々の支援を目的に始め、その担い手として社会活動に参加意欲のある人を積極的に支援している。

そのような中、岡山県の施設はIPSを止める事になり、ハートブリッジが全国で唯一の支援事業所になった。番組では、このような全国でも先進的な取り組みとなる、ハートブリッジのスタッフの健闘ぶりや心の病を持つ人と関係者の取り組みにスポットを当てて紹介していく。

制作局テレビ大分(TOS)

次回放送内容

OA:2025.03.16(日)

大分県由布市に佇む「えてふぇて」は看護師夫婦が営む飲食店。のどかな町に集いの拠点が誕生したのは2021年のこと。 2人は看護師として働く中で、入退院を繰り返す人や病状が悪化するまで受診ができない人を救えないかと考えていた。そんな時に出会った「コミュニティナース」という在り方。まちの中に飛び出し、コミュニティを構築して地域ぐるみで健康的なまちを作る。自分たちのやりたいことにぴったりだった。病院勤務を辞め、地域を結ぶための活動を次々と企画。手探りながらも、協力者や理解者が増えていき、その輪は次第に広がっていく…。「コミュニティナース」という新たな生き方を選択した看護師夫婦の奮闘を追った。

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