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これまでの放送内容

2020年4月21日(火)

苦闘~旭化成陸上部 マラソン代表への道~

駅伝で古豪復活を果たした名門・旭化成陸上部が、2020年東京オリンピックでマラソン日本代表を目指して戦う姿を追ったドキュメンタリー

2019年元日のニューイヤー駅伝で日本一3連覇を達成した旭化成陸上部。古豪復活を果たしたかに見えたが、次なる大きな壁にぶち当たっていた。今、日本の陸上長距離界の最大の関心事は2020年東京オリンピック・マラソン代表が誰になるかである。まず何よりも2019年9月に開催が決定したマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の切符を手にすることが代表への道となる。現在MGCファイナリストとして名を連ねているのは30人だが(2019年3月時点)、旭化成陸上部から出場を決めた選手は未だゼロ。これまで日本のマラソン界を牽引し続けてきた旭化成陸上部にとって、自国開催のオリンピックでマラソン代表選手を輩出することは大命題だった。番組では期待される2人の選手を中心に長期取材。五輪に向けて様々な想いを胸にプライドをかけて走る選手たちの姿に密着しつつ、マラソン旭化成復活への道程に迫ったスポーツドキュメンタリー。

出演者:旭化成陸上部 監督:西政幸 村山謙太 大六野秀畝 ほか

制作局テレビ宮崎(UMK)

次回放送内容

OA:2024.11.24(日)

八代市坂本町の鮎帰(あゆがえり)地区にある日光(にちこう)棚田。標高420メートル、里山に囲まれ階段状に連なる田畑の景色はどこか懐かしく安らぎを覚えます。1999年『日本の棚田百選』にも選ばれました。しかし、今は過疎化と相次ぐ離農で耕作放棄地が目立ち、田んぼは畑に切り替わり棚田の風情は過去のものとなろうとしています。この日光棚田で僅かに残った数枚の田んぼで唯一米作りに取り組んでいるのが、野口修さんです。年齢は87歳、農業の経験も無ければ地主でもありません。 野口さんは、2016年広島から坂本町に単身移住、79歳の時でした。数年後日光棚田に出会います。それは素人目線の安易な発想だったかもしれません。廃れていく棚田に想いを募らせ景観を維持できないかと…、野口さんは2020年元米農家の田んぼを借りて米作りを始めます。春は田起こし、苗ができれば田植え、収穫の秋まで水の管理や田の草取り、厄介なシカの防除に至るまで片時も目が離せません。野口さんは苦労をものともせず、四度目の秋を迎えることができました。 野口さんは収穫の喜びとは別に、新たな目標に向かって歩き出していました。本人曰く“僧侶”になると、坂本町へ移住を世話してくれたお寺の住職の力になければと話します。住職の体調を案じた末の決断でした。僧侶の資格を取るため、野口さんはこれまで通信教育でお寺の宗派に関する作法やお経を学んできました。最終課程は京都、得度(とくど)習礼(しゅらい)と呼ばれる修行に入ります。 80歳を目前に単身移住。棚田の景観を守ろうと挑む米作り。そして、今度は僧侶になろうと一念発起。野口さんは、鮎帰の里に新しい風を起こそうとする革命児なのかも!? 何が自身をそうさせるのか!?世の中を憂い立ち上がった青春期に答えは有るようです。 荊(いばら)の道を怯まず自らを進化させ続ける野口さんは間もなく米寿。人生100年時代を迎え、余生を謳歌する今はまだ旅の途中かも知れません。番組では、自らの信念と向き合う野口さんが何を求め何処へ向かおうとしているのか、終の棲み家に選んだ里の日々を追います。

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