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これまでの放送内容

2018年6月19日(火)

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汽船もまた道路なり

鹿児島県のトカラ列島。大小12の島々からなる小さな村、十島村の交通手段は村営フェリーのみ。この春、7代目の村営船「フェリーとしま」が引退を迎えることになった。

 鹿児島県の屋久島と奄美大島の間に浮かぶトカラ列島。十島村は、そこに点在する大小12の島々からなる、人口約700人の小さな村である。交通手段は村営フェリーのみ。航路となる海域は、黒潮の流れが速く、かつては海難事故が多発した過酷なエリア。フェリーは波風と闘いながら、週に2回、島々に人と物資を運んでいる。
 かつて船の往来がほとんどなかった十島村に、念願の定期船が就航したのは、昭和8年のこと。以来、定期船は島民にとっては生活道、いわば生命線の役割を果たしてきた。
 この春、2000年に就航した7代目の村営船「フェリーとしま」が、新造船の就航にともない引退を迎えることになった。最後の航海まで残りわずかとなった3月末、「フェリーとしま」のデッキには、春の異動で島を離れる教師や子どもらの別れを惜しむ姿があった。そして迎えた最終航海。各島の港では、18年間運航を担ってきた船長や船員たちへ、島民から多くのねぎらいの声が掛けられた。十島村の生活を支えた7代目村営定期船の最後の航海を追った。

出演者:【ナレーター】 尾堂公信 美川愛美(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2025.03.16(日)

大分県由布市に佇む「えてふぇて」は看護師夫婦が営む飲食店。のどかな町に集いの拠点が誕生したのは2021年のこと。 2人は看護師として働く中で、入退院を繰り返す人や病状が悪化するまで受診ができない人を救えないかと考えていた。そんな時に出会った「コミュニティナース」という在り方。まちの中に飛び出し、コミュニティを構築して地域ぐるみで健康的なまちを作る。自分たちのやりたいことにぴったりだった。病院勤務を辞め、地域を結ぶための活動を次々と企画。手探りながらも、協力者や理解者が増えていき、その輪は次第に広がっていく…。「コミュニティナース」という新たな生き方を選択した看護師夫婦の奮闘を追った。

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