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これまでの放送内容

2016年1月17日(日)

縫う人~着物から洋服へ~

もう誰も袖を通すことがなくなった着物を洋服に生まれ変わらせ、着物を作った人、着ていた人の想いを縫いつなぐ、今の時代に合わせた「仕立て直し」を行う女性を取材。

大分市内で45年以上洋裁を続ける都築映子さんが主人公。都築さんが洋服の材料にするのは、もう誰も袖を通すことがなくなった着物。着物を作った人、そして着ていた人の想いを大切にした洋服を作り続けている。今回は1枚の古い振袖を中心に、依頼人から託された形見の着物など、都築さんが作り上げる洋服の数々を紹介。また手づくりのファッションショーの模様もお送りする。取材にあたった野島ディレクターは「着物にハサミを入れる瞬間が一番ドキドキした。でも出来上がった洋服は都築さんの人柄が表れた本当に素敵なもの。まさに都築さんは着物に込められた想いを縫いつなぐ人。着物が好きな人はもちろん、着物を着ることがない人にもぜひ見て欲しい」と話す。最近は着物を着る機会が少なくなったが、着物は日本の伝統衣装である。都築さんの洋服作りはまさに今の時代に合わせた「仕立て直し」、着物に新しい命を吹き込んでいる。着物から洋服へと変わりゆく様子を通して、着物の良さを改めて感じることができるドキュメント。

出演者:【ナレーター】 野島亜樹

制作局テレビ大分(TOS)

次回放送内容

OA:2024.07.20(土)

長崎県五島市福江島から東南東およそ35キロの海底に「潜水艦の墓場」と呼ばれる場所がある。太平洋戦争終結の翌年、アメリカ軍が世襲した旧日本海軍の潜水艦は佐世保に集められ、五島列島沖合でアメリカ軍によって沈められた。旧日本海軍の潜水艦24艦は、今もその海底に眠っている。この海域を大学教授らが無人潜水機などを使い調査。様々な資料と照合し、全24艦の名前を特定した。その中には広島原爆の運命を変えたかもしれない潜水艦が存在した。それら潜水艦の多くは実戦でも使われた特攻兵器、人間魚雷「回天」を搭載していた。そしてもうひとつ実戦で使われた特攻兵器が存在する。旧日本海軍の水上特攻艇「震洋」。かつて「震洋」の訓練所が長崎県東彼杵郡川棚町にあった。極秘の特攻作戦だったため、資料はほとんど残されていなかった。しかし2021年、新たな写真が発見された。旧日本海軍の潜水艦、そして水上特攻艇「震洋」。それぞれの関係者は今、何を思うのか。戦争遺構が私たちに伝えようとしているものとは。

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