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これまでの放送内容

2015年9月6日(日)

走れ!若武者 ラグビー日本代表・藤田慶和

イングランドで開催されるラグビーW杯で活躍が期待される藤田慶和選手。抜群のスピードでトライを狙う若武者の素顔に迫ります。

2015年秋にイングランドで開催されるワールドカップで活躍が期待されるラグビー界の新星・藤田慶和。非凡なアタックセンスとフィールドを切り裂く抜群のスピードでトライを狙う。東福岡高校時代はエースとして全国大会3連覇に貢献。その活躍から史上最年少の18歳で日本代表入りを果たし、初めての代表戦でいきなり6トライを挙げる圧巻のデビューを飾った。所属する早稲田大学ラグビー部では中心選手として活躍。ワールドカップアジア最終予選。勝てば本大会出場がかかった香港戦で先発メンバーに選ばれた藤田は、3トライを奪う活躍で日本代表の勝利に貢献。ところが、その後の国際試合で右肩を脱臼。手術を受けて戦線離脱した。ワールドカップ出場へ向けて黄色信号が点灯。復活に向けて苦しい闘いの日々を過ごすことになった。実戦復帰の舞台となったのは、大学ラグビー伝統の一戦「早明戦」。藤田は、この一戦で復活を目指した。自らのラグビー人生の原点は福岡という藤田。日本ラグビー界の若きトライゲッターが味わった栄光と挫折の一年を追いかけた。

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2024.11.24(日)

八代市坂本町の鮎帰(あゆがえり)地区にある日光(にちこう)棚田。標高420メートル、里山に囲まれ階段状に連なる田畑の景色はどこか懐かしく安らぎを覚えます。1999年『日本の棚田百選』にも選ばれました。しかし、今は過疎化と相次ぐ離農で耕作放棄地が目立ち、田んぼは畑に切り替わり棚田の風情は過去のものとなろうとしています。この日光棚田で僅かに残った数枚の田んぼで唯一米作りに取り組んでいるのが、野口修さんです。年齢は87歳、農業の経験も無ければ地主でもありません。 野口さんは、2016年広島から坂本町に単身移住、79歳の時でした。数年後日光棚田に出会います。それは素人目線の安易な発想だったかもしれません。廃れていく棚田に想いを募らせ景観を維持できないかと…、野口さんは2020年元米農家の田んぼを借りて米作りを始めます。春は田起こし、苗ができれば田植え、収穫の秋まで水の管理や田の草取り、厄介なシカの防除に至るまで片時も目が離せません。野口さんは苦労をものともせず、四度目の秋を迎えることができました。 野口さんは収穫の喜びとは別に、新たな目標に向かって歩き出していました。本人曰く“僧侶”になると、坂本町へ移住を世話してくれたお寺の住職の力になければと話します。住職の体調を案じた末の決断でした。僧侶の資格を取るため、野口さんはこれまで通信教育でお寺の宗派に関する作法やお経を学んできました。最終課程は京都、得度(とくど)習礼(しゅらい)と呼ばれる修行に入ります。 80歳を目前に単身移住。棚田の景観を守ろうと挑む米作り。そして、今度は僧侶になろうと一念発起。野口さんは、鮎帰の里に新しい風を起こそうとする革命児なのかも!? 何が自身をそうさせるのか!?世の中を憂い立ち上がった青春期に答えは有るようです。 荊(いばら)の道を怯まず自らを進化させ続ける野口さんは間もなく米寿。人生100年時代を迎え、余生を謳歌する今はまだ旅の途中かも知れません。番組では、自らの信念と向き合う野口さんが何を求め何処へ向かおうとしているのか、終の棲み家に選んだ里の日々を追います。

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