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これまでの放送内容

2015年2月1日(日)

ひまわりのように~徳之島に特別支援学校を~

徳之島に特別支援学校を!設置を求める署名活動を続ける車椅子のシンガーソングライター森圭一郎さんが、昨年6月、締めくくりとして「車椅子での徳之島一周」を計画した。

 長寿の島、そして、出生率日本一、地域ぐるみで子育てをするという徳之島。しかし、この島に、養護学校や聾学校、盲学校と行った特別支援学校がない。そのため、鹿児島や東京、大阪の特別支援学校に通うため、島を離れる子どもが大勢いる。島の障害児の現状に心を動かされ、特別支援学校の設置を求める署名活動に積極的に協力するようになったのが車椅子のシンガーソングライター森圭一郎さん。「島で暮らしたい」と願う親子の願いを込めたテーマソングを作り、全国60カ所を回るツアーでその歌を歌い、会場を訪れた人に署名への協力を呼びかけた。昨年6月、1年あまりにわたる署名活動の締めくくりとして、森さんは、「車椅子での徳之島一周」を計画。3日間かけて75キロを走破した。保護者たちもあきらめかけていた特別支援学校設置の夢を森さんが呼び起こした。子どもたち、保護者、島の人たち、森さんの歌に心打たれた人たち。多くの人の思いを込めて車椅子が徳之島を駆ける。

出演者:車椅子のシンガーソングライター森圭一郎さん 【ナレーター】 山本慎一(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2024.07.20(土)

長崎県五島市福江島から東南東およそ35キロの海底に「潜水艦の墓場」と呼ばれる場所がある。太平洋戦争終結の翌年、アメリカ軍が世襲した旧日本海軍の潜水艦は佐世保に集められ、五島列島沖合でアメリカ軍によって沈められた。旧日本海軍の潜水艦24艦は、今もその海底に眠っている。この海域を大学教授らが無人潜水機などを使い調査。様々な資料と照合し、全24艦の名前を特定した。その中には広島原爆の運命を変えたかもしれない潜水艦が存在した。それら潜水艦の多くは実戦でも使われた特攻兵器、人間魚雷「回天」を搭載していた。そしてもうひとつ実戦で使われた特攻兵器が存在する。旧日本海軍の水上特攻艇「震洋」。かつて「震洋」の訓練所が長崎県東彼杵郡川棚町にあった。極秘の特攻作戦だったため、資料はほとんど残されていなかった。しかし2021年、新たな写真が発見された。旧日本海軍の潜水艦、そして水上特攻艇「震洋」。それぞれの関係者は今、何を思うのか。戦争遺構が私たちに伝えようとしているものとは。

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