ページトップ
TNCメニュー

これまでの放送内容

2015年2月8日(日)

サポマネ☆キトー~「90万円の男」商店街再生への挑戦~

自治体から月額90万円の委託料で日南市油津商店街の再生を託された福岡県出身の木藤亮太さん・40歳。4年間で20店舗の誘致を目指す1年半の奮闘ぶりを追いかけました

福岡県出身の木藤亮太さん(40)。空き店舗が目立つ宮崎県日南市の油津商店街に自治体から月額90万円の委託料で派遣されたテナントミックスサポートマネージャーです。通称「サポマネ」といわれる木藤さんのミッションは商店街に4年間で20店舗を誘致し、中心市街地活性化のために尽力すること。平成25年7月に着任して1年半が過ぎました▼委託料90万円が話題となり、注目を浴びる木藤さんが就任1年目に誘致した店舗は商店街の入り口に作ったカフェ1店舗。そして商店街最大の空き店舗に多世代交流をテーマにした施設を建設するために国に補助金交付を申請しました▼大学時代は環境設計を専攻し、古き良き日本の景観に関心をもった木藤さんには前職の会社員時代に苦悩した経験がありました▼商店街再生のため木藤さんが2店舗目にプロデュースしたお店は地元の豆腐屋さん。店舗オープンに木藤さんが込めた想いとは?日々試行錯誤しながら商店街再生のためにゆっくり着実に前進する木藤さんの挑戦を追いかけました。

出演者:木藤亮太

制作局テレビ宮崎(UMK)

次回放送内容

OA:2024.11.24(日)

八代市坂本町の鮎帰(あゆがえり)地区にある日光(にちこう)棚田。標高420メートル、里山に囲まれ階段状に連なる田畑の景色はどこか懐かしく安らぎを覚えます。1999年『日本の棚田百選』にも選ばれました。しかし、今は過疎化と相次ぐ離農で耕作放棄地が目立ち、田んぼは畑に切り替わり棚田の風情は過去のものとなろうとしています。この日光棚田で僅かに残った数枚の田んぼで唯一米作りに取り組んでいるのが、野口修さんです。年齢は87歳、農業の経験も無ければ地主でもありません。 野口さんは、2016年広島から坂本町に単身移住、79歳の時でした。数年後日光棚田に出会います。それは素人目線の安易な発想だったかもしれません。廃れていく棚田に想いを募らせ景観を維持できないかと…、野口さんは2020年元米農家の田んぼを借りて米作りを始めます。春は田起こし、苗ができれば田植え、収穫の秋まで水の管理や田の草取り、厄介なシカの防除に至るまで片時も目が離せません。野口さんは苦労をものともせず、四度目の秋を迎えることができました。 野口さんは収穫の喜びとは別に、新たな目標に向かって歩き出していました。本人曰く“僧侶”になると、坂本町へ移住を世話してくれたお寺の住職の力になければと話します。住職の体調を案じた末の決断でした。僧侶の資格を取るため、野口さんはこれまで通信教育でお寺の宗派に関する作法やお経を学んできました。最終課程は京都、得度(とくど)習礼(しゅらい)と呼ばれる修行に入ります。 80歳を目前に単身移住。棚田の景観を守ろうと挑む米作り。そして、今度は僧侶になろうと一念発起。野口さんは、鮎帰の里に新しい風を起こそうとする革命児なのかも!? 何が自身をそうさせるのか!?世の中を憂い立ち上がった青春期に答えは有るようです。 荊(いばら)の道を怯まず自らを進化させ続ける野口さんは間もなく米寿。人生100年時代を迎え、余生を謳歌する今はまだ旅の途中かも知れません。番組では、自らの信念と向き合う野口さんが何を求め何処へ向かおうとしているのか、終の棲み家に選んだ里の日々を追います。

年別アーカイブ

制作局

  • LINEで送る
ページの先頭へ