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これまでの放送内容

2024年5月19日(日)

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鬼のカタチ~伝統を繋ぐ木彫刻師~

佐賀県を代表する民俗芸能面浮立。舞いを奉納するときに使う鬼の面を作る杉彫5代目小森恵司さん。伝統が薄れつつある中、後世に繋ぐために奮闘する木彫刻師の姿を追う。

鬼の面をつけ、勇壮に舞う面浮立。佐賀県を代表する民俗芸能のひとつで、その歴史は300年以上とされています。鬼の面を代々作る杉彫5代目小森恵司さん。いろいろな鬼のカタチがある中、人々を守ってくれる「面浮立の鬼」を作るために、代々、技術が伝わってきたといいます。
今、面浮立の面を作る職人は佐賀県で3人のみ。小森さん以外は70歳を超えています。鹿島市の26地区で行われてきた面浮立も、今では半数の13地区に減っているのが現状です。
薄れつつある伝統に大きな影響を与えたのがコロナ。空白の3年間は、ぎりぎり繋ぎとめてきた伝統の継承をさらに困難にする期間でした。このままでは地区の伝統が消えてしまう。行成地区の人々は、新たな面を作り、4年ぶりに面浮立を奉納することを決めました。
面づくりに懸命に励む小森さんと面浮立の練習を再開する行成地域の人々の姿を追いました。

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2025.11.09(日)

「自分の障害を受け入れて、もう1つの陸上競技に挑戦」パラ陸上・十川裕次選手が走る理由とは?。 大分市出身の十川裕次選手はパラ陸上1500mで活躍するアスリート。パラリンピックには東京・パリと2大会連続で日の丸を背負い、世界の舞台を駆けぬけた。小学校のときから野球を続けていたが、あることをきっかけに陸上の道へ。強豪駅伝部として知られる大分東明高校時代には全国高校駅伝で花の一区も任された経歴を持つ。ただ、これまでの道のりは決して平たんなものでなかった。3歳のときに軽度の知的障害が判明。周りと比べると物事を理解することが困難な場合や、そのスピードが遅いこともある。「どうしてぼくを障害に生んだの?」やり場のない怒りを両親にぶつけることもあった。そんな失意の中で出会ったパラ陸上が十川選手に「走る理由」を与えてくれた。世界への舞台へと挑戦を続ける十川選手の日々を追った。

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