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これまでの放送内容

2024年5月19日(日)

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鬼のカタチ~伝統を繋ぐ木彫刻師~

佐賀県を代表する民俗芸能面浮立。舞いを奉納するときに使う鬼の面を作る杉彫5代目小森恵司さん。伝統が薄れつつある中、後世に繋ぐために奮闘する木彫刻師の姿を追う。

鬼の面をつけ、勇壮に舞う面浮立。佐賀県を代表する民俗芸能のひとつで、その歴史は300年以上とされています。鬼の面を代々作る杉彫5代目小森恵司さん。いろいろな鬼のカタチがある中、人々を守ってくれる「面浮立の鬼」を作るために、代々、技術が伝わってきたといいます。
今、面浮立の面を作る職人は佐賀県で3人のみ。小森さん以外は70歳を超えています。鹿島市の26地区で行われてきた面浮立も、今では半数の13地区に減っているのが現状です。
薄れつつある伝統に大きな影響を与えたのがコロナ。空白の3年間は、ぎりぎり繋ぎとめてきた伝統の継承をさらに困難にする期間でした。このままでは地区の伝統が消えてしまう。行成地区の人々は、新たな面を作り、4年ぶりに面浮立を奉納することを決めました。
面づくりに懸命に励む小森さんと面浮立の練習を再開する行成地域の人々の姿を追いました。

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2025.09.21(日)

太平洋戦争末期に制作・公開された、戦時下の福岡を舞台とした映画「陸軍」。陸軍省後援の、いわゆるプロパガンダ映画だ。監督として白羽の矢が立ったのは「二十四の瞳」など、後に数々の名作を手がけることになる木下惠介。“戦意高揚”を目的とした映画だが、“反戦”とも伺えるシーンを忍ばせる。この映画には、福岡などから召集された本物の陸軍部隊・通称「〇ト部隊」が出演していた。沿道で多くの人々が国旗を振った、盛大な行軍シーン撮影。しかし、実際の出陣は映画とは大きくかけ離れたものだった。その後、戦地・フィリピンで地獄の「飢餓戦」を余儀なくされ大半が戦死した「〇ト部隊」。兵士たちの最後の叫びとは…

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