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これまでの放送内容

2015年11月8日(日)

限界集落に生きる

鹿児島県薩摩川内市東郷町にある本俣集落は平均年齢72歳、23世帯39人が暮らす限界集落。ふるさとを離れたくないが時代の流れには逆らえない人々の7年間を追った。

 鹿児島県の北、薩摩川内市東郷町にある本俣集落は平均年齢72歳、23世帯39人が暮らす限界集落である。集落民は代々林業に携わってきたが今は後継者がいない。集落の人口はここ数年間で急激に減少、集落民はあと何年自分たちのふるさとに暮らせるのか、その未来は描けないでいる。久保ノキさん(76)もその1人。主人も林業で暮らしていたが先立たれ、今は一人暮らし。子ども達は全員別なところで生活している。季節の節目には集落で採れた山幸を使ったヨモギ餅、チマキなどふるさとの食べ物を送り続けている。番組では、ふるさとを離れたくないが時代の流れには逆らえない限界集落の人々の7年間を追った。

出演者:【ナレーター】山上真実(KTSアナウンサー)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2024.07.20(土)

長崎県五島市福江島から東南東およそ35キロの海底に「潜水艦の墓場」と呼ばれる場所がある。太平洋戦争終結の翌年、アメリカ軍が世襲した旧日本海軍の潜水艦は佐世保に集められ、五島列島沖合でアメリカ軍によって沈められた。旧日本海軍の潜水艦24艦は、今もその海底に眠っている。この海域を大学教授らが無人潜水機などを使い調査。様々な資料と照合し、全24艦の名前を特定した。その中には広島原爆の運命を変えたかもしれない潜水艦が存在した。それら潜水艦の多くは実戦でも使われた特攻兵器、人間魚雷「回天」を搭載していた。そしてもうひとつ実戦で使われた特攻兵器が存在する。旧日本海軍の水上特攻艇「震洋」。かつて「震洋」の訓練所が長崎県東彼杵郡川棚町にあった。極秘の特攻作戦だったため、資料はほとんど残されていなかった。しかし2021年、新たな写真が発見された。旧日本海軍の潜水艦、そして水上特攻艇「震洋」。それぞれの関係者は今、何を思うのか。戦争遺構が私たちに伝えようとしているものとは。

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