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これまでの放送内容

2016年4月3日(日)

山間に響く芝居の音~杖立しろうと人情劇団~

熊本の杖立温泉には明治の頃から伝わる芝居がある。地元に住む男衆が演じる芝居はプロ顔負けの出来栄え。移りゆく時代の中、変わらず残る芝居は温泉街の絆を生んでいる。

熊本県阿蘇郡小国町の杖立温泉は、かつては九州各地から団体客がやってくる一大歓楽地だったが、今や同じ小国郷の黒川温泉、大分の湯布院温泉などにおされ、衰退の一途を辿っている。その杖立には明治の頃から伝わる芝居がある。温泉祭りの最大の呼び物「杖立伝承芝居観劇会」である。出演者は旅館の若旦那、地元の駐在所の警察官、薬局の店長など地元に住む男たち。役者の経験がない芝居の素人たちが大分県日田市の橘劇団の指導の下、本番までの1か月は芝居漬けの毎日を送る。かつての活気が失われたかに見える寂れた温泉街、しかし、「杖立伝承芝居観劇会」は残っている。いや、残している。脈々と続く、伝統の芝居を通じてできた住民の絆が、杖立温泉の町おこしにつながる。

出演者:【ナレーション】 玄海竜二

制作局:テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2026.10.04(日)

鬼の面をつけ、勇壮に舞う面浮立。佐賀県を代表する民俗芸能のひとつで、その歴史は300 年以上とされています。鬼の面を代々作る杉彫5 代目小森恵司さん。いろいろな鬼のカタチがある中、人々を守ってくれる「面浮立の鬼」を作るために、代々、技術が伝わってきたといいます。           今、面浮立の面を作る職人は佐賀県で3 人のみ。小森さん以外は70歳を超えています。鹿島市の26地区で行われてきた面浮立も、今では半数の13地区に減っているのが現状です。薄れつつある伝統に大きな影響を与えたのがコロナ。空白の3 年間は、ぎりぎり繋ぎとめてきた伝統の継承をさらに困難にする期間でした。このままでは地区の伝統が消えてしまう。行成地区の人々は、新たな面を作り、4 年ぶりに面浮立を奉納することを決めました。面づくりに懸命に励む小森さんと面浮立の練習を再開する行成地域の人々の姿を追いました。

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