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これまでの放送内容

2009年9月20日(日)

世紀の天体ショー 皆既日食 ~世界自然遺産の島・屋久島の選択~

国内では46年振りという皆既日食に日本中の目が集まった。

今回の皆既日食の観測に最も条件が良いのが鹿児島県の奄美大島北部から屋久島にかけての島々である。しかし、離島ゆえの交通アクセスの問題など、島々の自治体にとっては解決しなければならない問題が浮上してきた。

世界自然遺産登録の島・屋久島は、全島が皆既帯に入り、屋久杉の森などの環境資源を背景に多くの観光客の来島が予想された。皆既帯に入る自治体は連絡協議会を設け見学者受け入れに制限を設けることにした。屋久島が出した数字は4500人。これ以上の観光客が来島した場合、「断水」や「し尿処理の対応」ができないという。

住民の生活を守り、島の自然と共生していくための決断だった。屋久島は世界自然遺産登録後、年々増加する観光客が島の自然に影響を与えているという事実に対処するため、山岳部への車両乗り入れ禁止などの措置を今年から試験的に導入した。番組では、屋久島在住の山岳ガイド寺田賢志さん(56歳)を通して、豊かな自然を守りながら永続的な観光を目指す屋久島の試みを追う。

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2025.11.09(日)

「自分の障害を受け入れて、もう1つの陸上競技に挑戦」パラ陸上・十川裕次選手が走る理由とは?。 大分市出身の十川裕次選手はパラ陸上1500mで活躍するアスリート。パラリンピックには東京・パリと2大会連続で日の丸を背負い、世界の舞台を駆けぬけた。小学校のときから野球を続けていたが、あることをきっかけに陸上の道へ。強豪駅伝部として知られる大分東明高校時代には全国高校駅伝で花の一区も任された経歴を持つ。ただ、これまでの道のりは決して平たんなものでなかった。3歳のときに軽度の知的障害が判明。周りと比べると物事を理解することが困難な場合や、そのスピードが遅いこともある。「どうしてぼくを障害に生んだの?」やり場のない怒りを両親にぶつけることもあった。そんな失意の中で出会ったパラ陸上が十川選手に「走る理由」を与えてくれた。世界への舞台へと挑戦を続ける十川選手の日々を追った。

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