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これまでの放送内容

2015年6月26日(金)

車いすでおんせん県おおいた

「世界一の湯の恵みをみんなに!」を合言葉に車イス利用者の温泉入浴介助をボランティアで行うNPO法人ゆぴあを追いました。

「おんせん県おおいた」を自称する大分県。その影響もあって多くの観光客が、大分を、温泉を、訪れているようです。しかし…車イスに乗って温泉に入るところを想像してみましょう。「脱衣所で服を脱ぐ」 「雰囲気のいい岩風呂で…」「秘湯の湯船に…」
健常者にとっては何でもないことが、とんでもない“障がい”になってしまいます。どんなにバリアフリーをうたっていても、車イスに乗っていると、ちょっとしたことが“バリア”になってしまいます。その“バリア”に立ち向かった人が…別府八湯温泉道名人の永世名誉名人の土谷雄一さんです。車イス利用者の温泉入浴介助をボランティアで行うNPO法人ゆぴあの代表でもあります。「世界一の湯の恵みをみんなに!」「別府を訪れた車イス利用者の観光客にも温泉に入ってもらいたい」を合言葉に入浴介助を続けています。この介助の実績が評価され、2014年の4月から国や県が推進する「ユニバーサルツーリズム事業」を担うことになりました。“車イス利用者の入浴介助の事業化”は国内の温泉地では初の試みとなります。障がい者入浴のためのテキスト、実技指導などすべきことは多く、忙しい毎日が続きますが、その初の試みを前に土谷さんたちゆぴあの面々は楽しそうな顔を見せます。
その1日1日を追いかけます。

出演者:土谷雄一さん(NPO法人ゆぴあ)

制作局テレビ大分(TOS)

次回放送内容

OA:2024.07.20(土)

長崎県五島市福江島から東南東およそ35キロの海底に「潜水艦の墓場」と呼ばれる場所がある。太平洋戦争終結の翌年、アメリカ軍が世襲した旧日本海軍の潜水艦は佐世保に集められ、五島列島沖合でアメリカ軍によって沈められた。旧日本海軍の潜水艦24艦は、今もその海底に眠っている。この海域を大学教授らが無人潜水機などを使い調査。様々な資料と照合し、全24艦の名前を特定した。その中には広島原爆の運命を変えたかもしれない潜水艦が存在した。それら潜水艦の多くは実戦でも使われた特攻兵器、人間魚雷「回天」を搭載していた。そしてもうひとつ実戦で使われた特攻兵器が存在する。旧日本海軍の水上特攻艇「震洋」。かつて「震洋」の訓練所が長崎県東彼杵郡川棚町にあった。極秘の特攻作戦だったため、資料はほとんど残されていなかった。しかし2021年、新たな写真が発見された。旧日本海軍の潜水艦、そして水上特攻艇「震洋」。それぞれの関係者は今、何を思うのか。戦争遺構が私たちに伝えようとしているものとは。

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