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これまでの放送内容

2013年4月14日(日)

柿右衛門になるということ

磁器発祥の地「有田」で400年近く続く名窯「柿右衛門」。いずれ受け継ぐ大名跡を、どのような思いで、その名を、父を見つめているのか。若きリーダーの姿を追う。

磁器発祥の地、佐賀県有田町。その中でも、「柿右衛門(カキエモン)」は、1640年代に日本で最初に色絵磁器を完成したといわれ、400年近く続く有田の名窯だ。長崎から輸出された柿右衛門の色絵磁器は、ヨーロッパで最高の評価を与えられ、その名は今も憧れとともに語られている。当代、十四代(1934年生まれ)酒井田柿右衛門さんは、今は亡き十二代、十三代とともに、江戸後期に廃れたといわれる乳白色の「濁手」素地を復興し、今日、人間国宝として名工の誉を受ける。現在、一人息子の浩(1968年生まれ)さんと共に、職人の共同制作体制で、濁手による柿右衛門様式を守る重要無形文化財「柿右衛門製陶技術保存会」を率いている。20年前に比べ売り上げが1割近くにまで落ち込んでいる有田焼。この窮状の中、どのように栄光に彩られた伝統を後世に伝えていくか。有田の代名詞「柿右衛門」への期待は増すばかりだ。数年前から、父の命を受け浩さんが取り組むのが、有田泉山の陶石を100パーセント使った磁器の復興。原点回帰を図る挑戦だ。そうした中、十四代が病に倒る。闘病生活の中、後継者の浩さんにすべてを伝えようとする十四代。いずれ継ぐことになる柿右衛門の大名跡。浩さんはどのような思いで、その名を、父を見つめているのか。父は何を息子に伝えようとしているのか。400年の伝統を生きる、若きリーダーの姿を追う。

出演者:【ナレーション】 下村麻貴 協力:柿右衛門窯 九州陶磁文化館 有田町歴史民俗資料館

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2026.07.05(日)

宮崎市出身の落語家、吉原馬雀さん(本名:井上雄策さん)。2025年9月に落語の世界の最高位である真打に昇進しました。高校生の時に衝撃を受けた憧れの落語家に弟子入りし、噺家としての道を歩み始めた馬雀さん。一人前の落語家を目指し、前座修行を乗り越え、芸を磨く日々。その裏では師匠からの指導という名のパワハラに苦しむ日々が続いていました。それでも、落語の道を歩んでいくと決めた自身のプライドを胸に理不尽な指導を耐え忍んできた馬雀さん。しかし我慢の限界は突如訪れ、師匠の行き過ぎた指導に反発し破門に。その後、落語界の師弟関係のあり方に一席を投じる裁判を起こしました。破門、裁判そして落語家としての復活。苦節を乗り越えてきた落語家の歩みを追いました。

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