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これまでの放送内容

2013年1月27日(日)

島のおいしい風景をつくるために

鹿児島県本土から西へおよそ40キロの東シナ海にうかぶ甑島列島で、“おいしい風景甑島”をつくるために奮闘する山下賢太さん(27)を紹介する。

鹿児島県本土から西へおよそ40キロの東シナ海にうかぶ、甑島列島。3つの島のうち玄関口の上甑島・里町で、3年前に農業を始めた山下賢太さん(27)。「ケンタ」の愛称で呼ばれる山下さんは、耕作放棄地となる田んぼを借り受け、米を作る。農業をはじめた目的は、過疎化する島の昔ながらの風景を取り戻すため。20代の専業農家としては島で唯一の山下さんは、島を離れる後輩達の受け皿になれるようにと、会社を興した。また米作りだけでなく、甑島の人が作る、地元の食材を使ったお菓子や薩摩揚げ、塩などのおいしい特産品をデパートやオンラインショップなどで販売する、ユニークな販売形態で、豊かなふるさと作りに努力している。さらに、ゴッタンと呼ばれる昔ながらの箱三味線を復活させる活動に参加するなど、“おいしい風景甑島”をつくるために奮闘する山下さんを紹介する。

出演者:山下賢太さん(27) 【ナレーター】 庄村奈津美

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2025.08.17(日)

太平洋戦争末期の1944年、地上戦が迫っていた沖縄。国は、戦闘の足手まといになるとして、沖縄の子どもたちを九州へと移動させる「学童疎開」を推し進めました。親元を離れ、九州各県へと向かった子どもたちを待ち受けていたのは貧しい暮らしでした。当時の記憶を次の世代につないでいくために、去年、沖縄では学童疎開を追体験する研修が企画されました。県内の小学5・6年生が参加したなか、特別な想いを抱いて研修に臨んだのが眞榮城百恵さん(11)です。百恵さんのひいおばあちゃん、糸数裕子さん(享年97)は学童疎開の引率教師として、終戦まで宮崎に身を寄せ苦労の日々を送った体験がありました。ひいおばあちゃんの過去や当時の子どもたちのことを知りたいと、百恵さんは宮崎の地を訪れたのでした。

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