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これまでの放送内容

2022年12月13日(火)

19年越しの花火

鹿児島市の花火製造所で爆発事故が発生してから19年、亡くした花火師仲間、自分を支えてくれた友人や家族のために花火とかかわり続ける花火屋・中河隆則さんの姿を追う。

 2003年4月11日、午後1時27分、鹿児島市の南国花火製造所で爆発事故が発生。当時リーダーだった中河隆則さん(59)は沖縄出張で事故を免れた。しかし実弟と花火師仲間9人を亡くした。その事故から19年、今年の4月30日に花火と音楽が融合する「桜島と芸術花火2022」が開催された。中河さんは事務局長とし活躍。秋田、山形など全国から花火屋が参加しておよそ1万3千発の花火が夜空を彩った。 中河隆則さんの19年。事故後の裁判で花火製造許可が取り消され花火を打ち上げる資格だけが残る。同じ会社名では仕事ができないところから始まり、幾度となく花火の世界から身をひこうと決意するも、亡くした花火師仲間、自分を支えてくれた友人や家族のために花火とかかわり続ける花火屋・中河隆則さんの姿を追う。

出演者:ナレーター:美川愛実(鹿児島テレビアナウンサー)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2024.07.20(土)

長崎県五島市福江島から東南東およそ35キロの海底に「潜水艦の墓場」と呼ばれる場所がある。太平洋戦争終結の翌年、アメリカ軍が世襲した旧日本海軍の潜水艦は佐世保に集められ、五島列島沖合でアメリカ軍によって沈められた。旧日本海軍の潜水艦24艦は、今もその海底に眠っている。この海域を大学教授らが無人潜水機などを使い調査。様々な資料と照合し、全24艦の名前を特定した。その中には広島原爆の運命を変えたかもしれない潜水艦が存在した。それら潜水艦の多くは実戦でも使われた特攻兵器、人間魚雷「回天」を搭載していた。そしてもうひとつ実戦で使われた特攻兵器が存在する。旧日本海軍の水上特攻艇「震洋」。かつて「震洋」の訓練所が長崎県東彼杵郡川棚町にあった。極秘の特攻作戦だったため、資料はほとんど残されていなかった。しかし2021年、新たな写真が発見された。旧日本海軍の潜水艦、そして水上特攻艇「震洋」。それぞれの関係者は今、何を思うのか。戦争遺構が私たちに伝えようとしているものとは。

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