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これまでの放送内容

2019年1月15日(火)

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世界を回れ!~先生と丸型スーツケース~

世界初の丸型スーツケース作りに挑む元中学校教師。売上を元に貧富や障害のある無しに関わらず誰もが通える「学校」を作る夢に向かう姿を追ったドキュメンタリー。

長崎で生まれた“世界初の丸型スーツケース”で、世界に打って出ようとする51歳の男性がいる。諫早市に暮らす元・中学校の社会科教師・立川正昭さん。立川さんの夢はこのスーツケースの売り上げを元に誰もが学べる学校を作ることだ。
立川さんは雪道でスーツケースが立ち往生したとき、ふとひらめいた。「スーツケースが丸ければ悪路でもスイスイ動くのでは?」
同じ時期、立川さんは教員としての悩みを抱えていた。長年、生徒指導を担当するなか、いまの学校は先生が多忙すぎて生徒に寄り添える環境にないと感じていたのだ。「いじめや貧しさから学校に来られない子どもたちの居場所を作りたい」立川さんは退職金を元手にフリースクールの運営を始めた。
その後、フリースクールを手伝う教え子たちと共に丸型スーツケースのアイディアを練り上げ、大手企業へと売り込みをかけていった。門前払いが続く中、岡山を本社とするアパレル企業の社長が商品に興味を持ち、長崎を訪れる。立川さんが語った夢や教育の理念に共感し、出資が決まった。その後、丸型スーツケースの開発は、資金繰りや外部からの厳しい評価など、3歩進んで2歩下がる状況が続いている。
しかし、立川さんは「学校を作る」夢に向かってきょうも歩みをとめず各地を飛び回る。丸型スーツケースのように周囲をクルクルと巻き込みながら。

出演者:【撮影・編集】 宿輪大介 【編集】 矢竹亮 【題字】 山本竜彦 【ディレクター・ナレーター】 磯部翔 【プロデューサー】 大石久貴(テレビ長崎)

制作局テレビ長崎(KTN)

次回放送内容

OA:2025.12.07(日)

戦後80年、今年も終戦の夏を迎えた。熊本県八代市坂本町鮎帰(あゆがえり)にある西福寺(浄土真宗本願寺派)の山本隆英住職(87歳)は、その節目にちなんで或る企画を進めていた。夏の法要と合わせて行う戦時資料の展示会だ。布教本、聖典、教団からの手紙、さらに旧陸軍省からの感謝状などお寺に残されていたものだ。この中で、往時の軍国主義を窺わせる象徴的なものが在る。紙芝居の中で、お寺の副住職に赤紙(召集令状)が届く場面は『天皇陛下のお召しだったのであります』と紹介されている。戦意高揚を謀り、教団が国にがんじがらめに宗教統制されている様が垣間見える。戦争を賛美する資料の数々、山本住職は展示会でこれらと戦没者の家々を回り撮り溜めた遺影を紹介した。お寺に法要に来た門徒らは悲痛な面持ちでムラの戦争を感じ取っていた。満州事変に始まり日中戦争から太平洋戦争へと突き進んだ日本は、この十五年戦争で約310万の国民が犠牲になった。ムラでは105人が戦死したと云う。兵隊の命は“一銭五厘”と言われ、ハガキ(召集令状)の値段と同じ値打ちしかないと軽視されたのである。あの戦争から80年、日本人は何を学んだのか。終わりが見えないウクライナ紛争や台湾をめぐる情勢など、世界各地で平和が脅かされている。日本人の誰しもが願っているのは、日本が再び戦争への道に向かわないことだ。番組は、国策に抗うことなく戦争協力していった教団の過去の事実に目を向け、懸命に反戦を唱える山本住職の一念に迫る。

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