ページトップ
TNCメニュー

これまでの放送内容

2017年3月19日(日)

サムネイル

小さな島のリストランテ~27歳のおもてなし~

人口55人!佐賀・唐津の離島松島に開店した小さなイタリアンレストランの極上のおもてなし!!

佐賀県唐津市にある周囲4Kmに満たない小さな島・松島。この島に小さなイタリアンレストランがある。シェフの宗勇人(27歳)さんは「少しでも島のためになれば」と開店したと言う。人口55人が暮らす松島では、素潜りで魚介類を獲る「海士漁」を行う。島には信号もなければコンビニもないが、勇人さんは「不便と感じたことはない。何もないのが当たり前だから」と笑う。松島生まれの勇人さんは「料理人になったら、父が獲った魚を使って仕事ができる」と、調理科のある高校に進学。その後、佐賀と福岡で修業し、料理人としての腕を磨いた。島のイベント「1日限定レストラン」が好評だったことから、島での起業を決意した。松島へは呼子港から15分、1日3往復しかない定期船で渡るしかない。「こんな小さな何もない島に、お客さんが来るわけがない」と父は、開店に反対。しかし多くの客が訪れ、今は「思い切りやってもらいたい」とエールを送る。順調だったレストランは、冬場になると客足が落ちる。冬の玄界灘は時化の日が多いからだ。落ち込む勇人さんに父は「春になれば、お客さんは来てくれる」と励まし、勇人さんは海士の修業を始めた。父の指導を受け、今ではサザエやアワビなどの食材を自ら調達する。「魚がいっぱい獲れたから、食べる?」と気さくに声をかけてくれる島の人たちとの間合いが「大好き」という勇人さん。今日も厨房に立ち、自分流の「おもてなし」を続ける。

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2025.02.02(日)

鹿児島県立開陽高等学校定時制課程。午後から夜にかけての授業が行われている。彼らが語る“普通の道”と“普通ではない道”。彼らはかつて、それぞれの理由で学校に行けなくなる日々を体験し、それぞれの思いを抱えてこの学校にたどりついた。 何が彼らを苦しめてきたのか―。 道が開けたのは、なぜなのか―。全国の小中学校で「不登校」の児童生徒の数が増え続けている。(2023年度には前年度から15・9%増の34万6482人となり、過去最多を更新した。) 揺れる時代―、回り道をしてそれぞれの“青春”にたどり着いた高校生たちの物語。

年別アーカイブ

制作局

  • LINEで送る
ページの先頭へ