これまでの放送内容
2014年3月29日(土)
▽プロ野球シーズン開幕!狙え3年ぶりのV奪還ホークス開幕3連戦生中継で徹底解説▽法改正で規制強化へ“脱法ハーブ”万延に歯止めはかかるか▽大名今昔“若者の街”は今
プロ野球シーズンが開幕。オープン戦13連勝と絶好調のソフトバンクはヤフオクドームでロッテとの開幕3連戦に臨みます。昨シーズンは4位とBクラスに沈みましたが、今シーズンは新たな戦力を迎えて3年ぶりのV奪還を狙います。 ヤフオクドームからの中継を交えて開幕戦の闘いぶりを徹底解説するほか、当日午後1時からの第2戦の直前情報をたっぷりとお伝えします。 特集は法改正で規制が強化される「脱法ハーブ」。 覚醒剤や麻薬に似た幻覚作用や興奮作用がある化学物質を植物片に染み込ませたもので、若者への万延が問題となっています。福岡市中心部の渡辺通りで多重事故を起こした車に乗っていた男も警察に「脱法ハーブを吸った」と話していました。 4月に施行される改正薬事法では、従来の製造や販売に加えて、脱法ハーブの所持や使用が規制されることになります。規制の強化で万延に歯止めをかけられるのか福岡の実態に迫ります。 そのほか福岡市の天神に隣接する大名地区に注目。ファッションや飲食など個性的な店が揃う若者の街として知られていますが、かつては武家屋敷が建ち並ぶ地域でした。 いま大名地区では児童数減少による大名小学校の閉校が関心事の1つになっています。約140年の歴史を持つ校舎を保存しようという声もあがっています。 古地図の研究者や老舗の不動産店に話を聞きながら大名を歩き、街の成り立ちや変遷を探ります。
出演者:キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)
2014年3月22日(土)
▽プロ野球シーズン開幕迫る~鷹ファンが大胆予測!私が監督ならこのオーダー▽公共事業に影響も…人手不足の建設業界▽世界に名を馳せた技に密着!テレビCMができるまで
プロ野球のシーズン開幕がいよいよ来週末に迫ってきました。オープン戦絶好調のソフトバンクは、ヤフオクドームでロッテとの開幕3連戦に臨みます。V奪還への期待が高まる中、熱狂的な鷹ファンが監督になりきって開幕オーダーを大胆予測。あわせて今シーズンをいかに闘うのか、プロ野球解説者の池田親興さんらが徹底的に解説します。 特集は建設業界の人手不足問題を取り上げます。震災の復興事業で全国から被災地に人手が集中しているために人手が不足し人件費が高騰している建設業界。消費税増税対策の公共投資や東京五輪を見込んだ特需が加わると事態はさらに深刻化するとみられています。福岡県内でも人手不足で公共事業の入札が不調に終わり工事が遅れるなどの影響も出ているといいます。 こうした中、公共工事の予定価格を引き上げるために政府が算定基準を見直したほか、外国人労働者の受け入れも論議されています。人手不足に悩む建設業界の実情に迫ります。 そのほか、東京五輪の招致映像を制作し全国に名を馳せた福岡市の映像制作会社「空気」のCM作りの裏側に密着。福岡市天神のIMSとソラリアプラザが共同で制作する25周年記念CMが出来上がるまでを追います。
出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク 【ゲストコメンテーター】 勝谷誠彦(コラムニスト) 木下敏之(福岡大学教授)
2014年3月15日(土)
▽外来生物福岡でも増殖中…生態系に深刻な影響“危険な”実態を緊急調査▽東日本大震災から3年…いま福岡からできることは?被災地支援とボランティアのあり方を考える
繁殖力が強く環境への適応性も高い外来生物。在来の固有種を駆逐する勢いで増殖し日本の生態系に影響を及ぼしています。外来生物の中でも生態系に影響を及ぼし人や農作物に被害を与えるものは“特定外来生物”として輸入や飼育が法律で禁止されています。 今回番組ではタイリクバラタナゴという淡水魚に注目。食用魚に紛れて輸入されたものが各地で繁殖した“要注意外来生物”で、近く特定指定される可能性もあるといいます。 交雑が進み日本の固有種を存亡の危機に陥れているというタイリクバラタナゴ。九州大学の専門家とともにその実態を徹底調査します。 特集は大震災から3年の節目にボランティアや被災地支援のあり方を考えます。被災地では復興を目指す動きが続いていますが、土地のかさ上げや防潮堤建設といった防災対策はまだまだ道半ば。福島第1 原発周辺では住民が家に戻ることもままならず、震災以来、時が止まったままとなっています。 震災が起きた当初は福岡からも多くのボランティアが被災地に赴き、沢山の義援金が集まりました。ところが時がたつにつれて市民が被災地を思う機会も少なくなっています。 そうした中、北九州市立大学の学生グループは宮城県南三陸町でのボランティア活動を続け、北九州市は岩手県釜石市への職員派遣を続けています。北九州から続く取り組みを通して、福岡から何ができるのかいま何が求められているのかを考えます。
出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)
2014年3月8日(土)
▽技術が進歩する遺伝子検査…がんや生活習慣病予防に子供の適性診断も“未来予測”の最前線▽玄海が再稼働第1号の可能性も…震災から3年の節目に原発再稼働問題を考える
遺伝子検査の技術が進歩し、がんや生活習慣病など遺伝的要因が関わる疾病の診断やリスク予測ができるようになりました。 女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がんのリスクが高いとの検査結果を元に乳房切除手術を行ったのをきっかけに、遺伝子検査の注目度はさらに高まっています。これまでニーズの大半を占めていた親子鑑定に加え最近では肥満防止や子供の適性診断といった目的での検査が福岡でも増えているといいます。 しかし検査技術が進歩する一方で、倫理面の問題に関する議論は進んでいません。遺伝的要因で病気になるリスクが高いことが知れれば保険料や就職、結婚に影響が出る恐れもありますが、理解が進んでいないのが現状です。 いま注目の遺伝子検査にどう向き合うのか福岡の最新事情を通して考えます。 特集は、東日本大震災から丸3年を迎えるのを前に、原子力発電所の再稼働問題を考えます。 政府は原発停止で化石燃料の輸入が増え国民負担が増加しているなどとして原発の再稼働を目指しています。再稼働へ向けた安全審査を行う原子力規制委員会は近く最優先で審査結果をまとめる原発を選定する方針で、九電の玄海原発が再稼働第一号になる可能性も出てきています。 震災から3年の節目に、地元の自治体や企業、福島からの避難者などの思いを取材し、専門家の意見を交えて原発再稼働がはらむ問題点や課題を考えます。
出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【コメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)
2014年3月1日(土)
▽グループの保有台数2873台で日本一!西鉄バスの知られざる“深層”に迫る▽家庭に戻れない少年たち…受け皿が不足する立ち直り支援の現状▽八女市「ぼんぼりまつり」
誰もがよく知っている福岡の物事の意外なルーツや深層に迫るシリーズ企画「新ふくおか社会学」3回目の今回は西鉄バスに注目します。 グループ全体でのバス保有台数は日本一の2873台、網の目のように張り巡らされた路線の総延長は福岡とホノルルを往復してもまだおつりがくる1万5253kmに及びます。 福岡・北九州規模の都市のバス交通事業を1つの企業体が一手に担っているのは全国的に見ても例がないといいます。 県内にバスが走り始めて今年で101年。西鉄バスがここまで成長した背景には福岡特有の事情がありました。 さらに県内唯一の路線バス専用道路や駅弁ならぬ“バス弁”の購入法、現在進行中の新たな運行系統の整備など西鉄バスの知られざる“深層”を探ります。 特集は受け皿不足が深刻な少年の立ち直り支援。少年院で矯正教育や職業訓練を受けて退院した少年たちは、従来であれば家庭に戻って立ち直りを目指していました。 しかし近年は「面倒を見きれない」と子供の引き取りを拒否する親が出てきています。そうした中、以前に増して重要性を増しているのが当面の生活基盤を提供し自立へ向けた指導を行う更生保護施設ですが、全国104カ所のうち少年専用の施設は3カ所しかないのが現状です。 家庭や地域の力が低下する中いかにして少年の立ち直りを支えるのか。田川市にある少年専用施設の現状や更生問題に詳しい弁護士の話を元に考えます。