これまでの放送内容
2014年5月17日(土)
▽民間委託図書館に約1年で100万人の来館者!公立小と学習塾のノウハウも“官民連携”佐賀・武雄市の将来戦略とは▽農業被害や塩害も…深刻化する“松枯れ”福岡の実情
佐賀県の西部に位置する武雄市は人口約5万人。開湯以来1300年の歴史をもつという武雄温泉の楼門は、東京駅と同じ辰野金吾が手がけたもので国の重要文化財に指定されています。 そんな武雄市が全国に知られるきっかけのひとつとなったのが、書店やカフェを併設した民間委託の市立図書館。去年4月の開館から1年あまりで来館者が100万人を超えました。 さらに学習塾の教材や教育法を市立小学校に取り入れ全国から入校希望者を募るなど、官民の一体化を進めています。ほかに例を見ない斬新な政策には賛否両論がありますが、武雄の認知度は年々高まり訪れる人の数も増加しています。 アイデアマンとして知られる樋渡啓祐市長に話を聞きながら、武雄市の将来戦略に迫ります。 特集は福岡市や糸島市の海岸で深刻化する松枯れ。防風林としての機能が失われ、農作物への被害や建物への塩害をもたらしています。 松枯れの原因はカミキリムシが媒介する寄生虫。農薬の空中散布や木の伐採・粉砕といった対策が講じられていますが、完全に駆除するのは難しいといいます。 年々失われていく白砂青松の海岸。現地を歩きながら被害の実情をリポートします。
出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員) 和栗百恵(福岡女子大学准教授)