これまでの放送内容 <2010年>
2010年12月25日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽7年振りのリーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークス。クリスマスのスタジオには杉内俊哉投手が生出演。今季、16勝を挙げた黄金の左腕。球界屈指のドクターKが、あの日、あの時、あの一球を自ら解説します。 ▽約3000軒もの飲食店が軒を連ね、西日本一の歓楽街と謳われている中洲。不況に追い打ちをかけたリーマン・ショックの影響は今も色濃く残っているようです。価格競争、閉店ラッシュ、働く場を失い路頭に迷うキャバクラ嬢・・・今週のCUBEでは「年末の中洲」をテーマに取材。さらに、中洲の治安を守る警察官に密着しました。
2010年12月18日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽1959年12月、三井鉱山(当時)が1278人に指名解雇を通告。60年1月25日にロックアウトを実施すると、三池労組は無期限ストライキで対抗しました。三池炭鉱で掘った石炭の大半が集められる三川鉱のホッパーが主戦場となり、三池労組は同3月下旬から、ホッパー周辺に大量のピケ隊を配置。排除しようとする警官隊とのにらみ合いが続きました。長期間のストが行われ、労組員が暴力団員に刺殺される事件も起きました。中央労働委員会のあっせんを受けて争議は終結し、12月1日に操業再開しました。『総資本対総労働の対決』と言われた三井三池争議から50年。今、その場所と時代を作家の佐木隆三氏が訪ねます。
2010年12月11日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽日本最大級のCMコンクール『2010 ACC CMフエスティバル』(全日本CM連盟主催)で「梅の花」(本社・久留米)のテレビCMがグランプリを受賞しました。ローカルCMがグランプリを獲得するのは大変珍しいことです。時代を映し出す鏡とも言われるCM。これまでCMから多くの流行語や社会現象が生まれました。そして今年はテレビCM50周年の記念の年でもあります。番組では、懐かしのCM(全国版、及びローカルCM)を紹介しながら当時の福岡を振り返ります。今では全国の中でも、クオリティが高いと言われている福岡のCM。多くのCMディレクターが東京より声がかかり、大きなCM製作に携わっています。なぜ、福岡のCMがそこまで評価されるようになったのでしょうか?そこには3つのキーワードがありました。
2010年12月4日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽日本最大規模のバス会社・西鉄バス。70年に亘って福岡市民の足として私たちの暮らしの一部として重要な役割を担ってきました。しかし今年1月、過去最大のリストラ計画を発表。採算の取れない路線の減便・廃止、更には運転士の採用停止、バス車両の譲渡・廃車、営業所の削減を行っているといいます。国内最大のバス会社のこの決断は、全国の路線バス事業の厳しさを浮き彫りにしています。一方で、社会のニーズも変わってきています。高齢化社会への対応や環境への配慮など、公共交通機関としてのバスの役割が見直されているのも現状です。番組では、国内最大規模・西鉄バスにみる市民の足・バスの今後を探ります。 ▽経営陣が刷新され、見事にJ1に昇格したアビスパ福岡。しかしこれからが正念場。苦しい台所事情を抱え、果たしてJ1でどう戦っていくのか?外国人選手の補充は?日本人選手の移籍は?西日本スポーツの安枝デスクが徹底分析します。 ▽福岡県は柿の生産量が多い地域です(平成17年度は2万5400トン)。しかし柿は腐敗が早く、収獲された内の2~3割は未利用のまま廃棄処分されています。そんな背景を受け、久留米市田主丸のベンチャー企業が立ちあがりました。10年以上の歳月をかけ、全国で初となる『柿シロップ・柿ピューレ』の開発に成功。これまで不可能とされていた『柿の加工品』が、ついに商品化されました。今週の『メードイン九州』は“廃棄果樹の利用法”についてお伝えします。
2010年11月27日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽今週は『CUBE~特別版』として放送します。連日のように報道される児童虐待のニュース。厚生労働省の発表では、去年、全国の児童虐待件数は、4万4千件と過去最多を更新。九州7県と2政令市(北九州市、福岡市)の合計は3354件で、前年度を70件上回り、このうち福岡市は、増加数が153件と最多となっています。家庭を失い心に深い傷を負った子供たち。こうした子供たちを救うために『CUBE』が注目したのが「里親制度」です。『CUBE』では、これまで数回にわたる里親の特集を組み「里親制度」の啓発に力を入れてきました。非行少女と向き合う専門里親、聴覚障害者の里親と言葉の壁を乗り越え家族になろうとする少女など、そこには新しい「家族のかたち」がありました。今回、番組では2年間に渡り見守り続けたいろいろな里親家族の記録をひとつにまとめました。行き場を失った子供たちが再び家族となる。そこには、血のつながりを超えた「新しい絆」が生まれていました。『CUBE~特別版「わが子が家にやってきた~里親制度が結ぶ新しい絆」』。里親・里子・家族の記録です。