これまでの放送内容
2014年5月31日(土)
▽“最強”艦隊を撃破!火ぶたは福岡沖で切られた…日本海海戦の歴史をひもとく▽佐世保女児殺害事件から10年…犯罪被害者の現状▽職人技!コンテナふ頭のクレーン操縦士
日露戦争のさなかの1905年5月27日東郷平八郎元帥率いる連合艦隊は当時世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を日本海で迎え撃ちました。欧米の列強はアジアの小国に勝ち目はないとみていましたが、日本は予想に反してロシアの艦隊を撃破。この完全勝利は当のロシアだけでなく列強各国を大いに驚かせたといいます。 今から109年前、海戦の火ぶたは福岡沖で切られました。闘いの舞台を一望する福津市の東郷神社には日本海海戦に関する史料や東郷元帥ゆかりの品々が展示されています。世界の海軍史に残るほどの勝利を日本はなぜ収めることができたのか、当時の記録や今に伝わる史料を元に歴史をひもときます。 特集は犯罪被害者や遺族が置かれている現状を考えます。まもなく発生から10年を迎える佐世保市の小6女児殺害事件。先日福岡市で開かれた犯罪被害者支援のシンポジウムで、女児の父親と兄が講演しました。 事件当時は中学生、今は大学生になっている兄は初めての講演で、父が自殺すると思い負担をかけないよう努めて気丈に振る舞っていたことを明かしました。一方で苦しみを誰にも打ち明けられずひとり悩んだといいます。最愛の人を失った遺族や体と心に深い傷を負った被害者をどう理解し支えるのか。専門家の指摘を交えて考えます。 そのほか様々な職業に密着する仕事道はコンテナターミナルのクレーン操縦士の職人技に迫ります。
出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員) 和栗百恵(福岡女子大学准教授) ほか