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これまでの放送内容

2013年11月30日(土)

安倍政権はなぜ急ぐ?今国会で成立へ“特定秘密保護法案”市民にも思わぬ影響▽手軽に出かけて魅力満喫!身近な山に登ってみよう▽本家本元“海軍カレー”海の男の仕事メシ

 国家機密を漏らした公務員への罰則強化を柱とする“特定秘密保護法案”が今国会で成立する見通しとなった。秘密保護の対象になるのは防衛や外交などにかかわる情報で、その中から安全保障に著しい支障が出るものを防衛大臣など行政の長が特定秘密に指定して保護する仕組みだ。  知る権利が侵害される、国家による秘密の乱造につながるとして法案への反対は根強く、世論調査でも反対意見や慎重な議論を求める声が大半を占めた。 しかし、数で勝る自民党は強硬姿勢で今国会での法案成立にこだわっている。特定秘密保護法案は、公務員や関係企業だけのものだと思われがちだが、市民にも影響が及ぶ恐れがある。情報を漏らした側だけではなく、情報を得た側も「機密漏えいをそそのかした」として処罰の対象になるからだ。議論が尽くされていないとの批判も多い中、安倍政権はなぜ法案成立を急ぐのか。具体例を挙げながら市民への影響を検証すると共に元自衛官で防衛大臣補佐官を務めた帝京大学の志方俊之教授、県弁護士会の武藤糾明弁護士をゲストに迎え法案の狙いや問題点を改めて考える。  スポーツコーナーでは池田親興さんと一緒に人気が高まっているという低山登山に挑戦。  仕事メシは本家本元の“海軍さんのカレー”、海上自衛隊の護衛艦に乗艦しそれぞれの船が味を競い合っているというこだわりのカレーライスを味わう。

出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 木下敏之(福岡大学教授)

2013年11月23日(土)

▽日本のコメはどうなる?交渉大詰め“TPP”福岡の現場では?▽創業以来44期連続赤字なし!家具ひとすじ関家具社長の信条とは▽日帰りでも魅力満喫!身近な山に登ろう

 年内妥結をにらんで交渉が大詰めを迎えたTPP=環太平洋経済連携協定。日本は米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、砂糖の5分野の農産品を重要5項目として聖域化し関税を維持する考えだ。  しかし年内妥結に強くこだわるアメリカをはじめ全ての交渉参加国が、聖域を含む関税の完全撤廃を要求していることが判明するなど日本は難局に立たされている。  重要5項目の中でも主食の米は長年手厚い保護政策の下におかれてきた。しかし政府はTPP交渉参加をきっかけに政策を大転換した。それが減反の廃止である。減反は米の価格維持のために生産調整に応じた農家に補助金を支給するもの。体力のない中小の生産者を保護してきた一方で増産を図ろうとする意欲的な生産者を押さえつけてしまうデメリットがあった。  そこで政府はTPP参加で国際競争の激化が予想される中、減反政策を廃止することで競争力強化や大規模農家への農地集約を目指しているのだ。 TPPを巡る懸念に加えて、長年支えになってきた減反の廃止という新たな不安にもさいなまれることになった米作り農家。福岡の生産者や専門家の意見を交えて米作りの将来を考える。  シリーズ特集、九州の社長では大川市に本社を置く関家具の関文彦社長を紹介。創業以来44期連続で赤字無し、業界が不況にあえぐなか年間100億円近くを売り上げる。  家具一筋60余年…関社長の経営理念と人生哲学に迫る。

出演者:キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 木下敏之(福岡大学教授)

2013年11月16日(土)

▽狙われる資産や年金…高齢者を犯罪やトラブルからどう守る?▽生中継!注目のキャンピングカーと最新のアウトドアグッズ▽仕事メシ…水車で作る昔ながらの“杉の葉線香”

 悪徳商法に振り込め詐欺…今お年寄りが狙われている。  認知症やひとり暮らしの高齢者を犯罪やトラブルから守るために必要性が高まっている成年後見制度。判断力が鈍った本人に代わって家庭裁判所が選任した成年後見人が財産管理などを行うものだ。  これまで弁護士や司法書士といった専門職や親族が成年後見人となってきたが、高齢化が進むと共に専門職だけでは手が回らなくなり頼れる親族がいないという事例も出てきている。 そこで国は、専門職の後見人を地域の市民が支援する“市民後見人”の育成を推進している。市民後見人は専門職ではなくてもできる食事の確保や住まいの管理といった日常生活の支援を行う。一方、専門職の後見人は専門知識や倫理観が問われる財産管理に専念し負担を分担するものだ。超高齢化社会の到来で、いずれなくてはならない存在になるといわれる市民後見人。先進地の事例を交えて期待される役割と今後へ向けた課題を探る。 そのほか、16日に開幕し17日まで開催される九州最大のキャンピングカーとアウトドアのイベント「福岡キャンピングカー&アウトドアショー2013」の模様を福岡市のマリンメッセ福岡から生中継。  幅広い世代に人気が拡大しているキャンピングカーの魅力を伝えるほか最新のアウトドア用品やファッション、全国のご当地グルメが集結したショーの見どころを紹介する。

出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)

2013年11月9日(土)

▽思いのままにどこへでも…ファミリー層にも人気拡大中!キャンピングカーの魅力に迫る▽戦後最悪の炭じん爆発事故から50年…三井三池炭鉱三川鉱を巡る現状と課題を探る

 ベッドやキッチン、豪華なものではシャワーやトイレまで装備したキャンピングカー。最近はファミリー層にも人気が拡大中だ。  大きな魅力は、宿泊の心配をせずにどこにでも走っていけること。人気の広がりを受けて、従来のオートキャンプ場だけにとどまらず、“道の駅”でもシャワーや電源などを設置して受け入れ体制を整えている。  さらに福岡には、キャンピングカーの製造台数日本一の企業もある。 約250万円の軽自動車タイプから1千万円以上のミニバスタイプまで幅広いラインナップで業績が拡大しているという。  人気拡大中のキャンピングカー。愛好者の週末旅行に同行して人気の秘密に迫る。  そのほか炭じん爆発事故から50年が経つ大牟田市の三井三池炭鉱三川鉱を巡る現状と課題を特集する。1963年11月9日、死者458人、一酸化炭素中毒患者839人を出した三川鉱の炭じん爆発事故。 世界遺産化の動きも進む三井三池炭鉱の関連施設だが、事故から長い年月を経た今も多くの被害者が病に苦しんでいる。  そうした中、大牟田市は9日、三川鉱跡で初めて追悼行事を開催する。被害者からは「なぜ今さら」と反発する声もあがっているが市は節目の年に犠牲者を追悼し、歴史を継承するためにも開催するという。  被害者の医療問題や地域の活性化など、旧産炭地がかかえる課題を事故後50年の実情を踏まえて探る。

出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)

2013年11月2日(土)

▽“知る権利”侵害の懸念も…「特定秘密保護法案」狙いと問題点を徹底検証▽不朽の人気ビートルズ…福岡の音楽シーンに残した影響は?▽カンボジア地雷被害ゼロを目指して

 今週は“知る権利”の侵害も懸念されている「特定秘密保護法案」を考える。  安倍首相が今国会での成立を目指す特定秘密保護法案。防衛や外交に関する情報のうち、漏えいすると安全保障に著しい支障がでるものを特定秘密に指定して保護するための法案だ。公務員などが、この特定秘密を漏えいした場合には最高で懲役10年の罰則が課されることになる。 2010年、海上保安庁職員が、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の映像をインターネット上に流出させたことがきっかけとなったこの法案を巡っては、司法関係者やマスコミ関係者から「国民の“知る権利”を侵害する恐れがある」などと反対の声があがっている。国会審議が本格化する特定秘密保護法案の狙いと法案がはらむ問題を検証する。  そのほか不朽の人気を誇るビートルズが福岡の音楽シーンに残した影響を探る。  去年9月、福岡市中央区にオープンしたライブハウス「キャバーンビート」には毎夜、熱狂的なビートルズファンが集い、お酒や料理を味わいながら、コピーバンドのライブやカラオケを楽しんでいる。解散から42年たった今も人々を魅了し続けるビートルズ。  福岡の音楽事情に精通した椎葉ユウさんを案内役に、ビートルズに影響を受けた日本そして福岡のミュージックシーンの歴史をひもとき、ビートルズの魅力に迫る。

出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 木下敏之(福岡大学教授)

次回放送内容

OA:2025.01.18(土)

前身の番組を含め22年目に入った福岡NEWSファイルCUBE。MCが田久保尚英アナウンサーと橋本真衣アナウンサーのコンビに変わり、これまで以上に福岡の出来事を深掘り。普段のニュースをいろいろな角度から多面的にとらえ、内容を深く掘り下げたいという私たち制作者の思いをそのままによりパワーアップ。変貌するアジアの息吹を常に敏感に感じながら、私たちの暮らす街・福岡、そして、九州の変化を捉えていきます。政治・経済はもちろん、日々の生活で見過ごされがちな生活者の現状や課題に焦点をあて、今、世の中でなにが起きているのか?自分の街や地域が、本当はどうなっているのかを視聴者に問いかける番組を変わらず目指します。『CUBE』は土曜の朝にふさわしく、より新鮮な情報を生放送でお届けし、福岡の“今”を多角的に、そして、鋭くみつめていきます。

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