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これまでの放送内容 <2014年>

2014年4月12日(土)

▽待機児童は本当にゼロになった?取り残された1122人の“未入所児”の現状は▽“伝統の食文化”鯨と日本人の関わりを考える▽ソフトバンク新4番李大浩選手を大特集!

 今月1日、高島福岡市長は“待機児童ゼロ”を宣言しました。認可保育所に入りたくても入れない子供を指す待機児童。去年福岡市ではその数が政令市の中でワーストとなる695人に上りました。このため市は83億円をかけて保育所の定員を約2350人増やし、「待機児童が実質ゼロになった」としています。  しかし様々な事情から自宅に近い認可保育所を希望し入所待ちしている未入所児1122人は待機児童には含まれません。取り残された形の未入所児の保護者は「待機児童は決してゼロになっていない」と口をそろえます。  待機児童は本当の意味でゼロになったと言えるのか未入所児の実情を通して考えます。 そして国際司法裁判所の判決で中止を余儀なくされた南極海での調査捕鯨。影響を懸念する声もあがっています。  かつては世界各国が鯨油や鯨肉目的に競って捕獲していたクジラ。日本では鯨食は伝統的な食文化として受け継がれています。 江戸時代には「1頭とれると7つの港が潤う」とも言われた鯨は、肉は食用に脂は燃料にと色々な用途に利用され捨てるところが無かったそうです。  食だけにとどまらず私たちの暮らしと深く結びついていた鯨。いま改めてその歴史を探ります。  そのほかスポーツコーナーではソフトバンクの新4番、李大浩選手を大特集。強打者のふるさと韓国・釜山を訪ねその素顔に迫ります。

出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)

2014年4月5日(土)

(短縮・休止の場合あり) ▽診療所火災から半年…防火体制強化、スプリンクラー設置は?高齢者取り巻く医療の現状▽飯塚事件再審認めず…袴田事件や足利事件と何が違う?

 高齢の入院患者ら10人が死亡した福岡市博多区の診療所火災から11日で半年を迎えます。  この火災では万一に備えた防火体制の不備が指摘されました。その一方で、いわゆる町のお医者さんである有床診療所が、病院や施設に入れない高齢者の受け皿として人的にも経営的にも余裕のない中で大きな役割を果たしている実態も浮き彫りになっています。 しかし費用も人も必要な防火体制の強化は難しいのが実情で、助成制度が設けられたスプリンクラーの設置も進んでいません。  10人が犠牲になった火災から半年、高齢者を取り巻く医療や福祉の現場を取材しました。  このほか、再審が認められなかった飯塚事件も取り上げます。1992年に女児2人を殺害した殺人の罪で死刑が確定し、2008年に刑が執行された元死刑囚。  証拠採用されたDNA鑑定に問題があるとして、刑の執行後に行われた異例の請求に福岡地裁がどのような判断を下すのか注目されていましたが、再審の扉は開かれませんでした。  再審が決まった袴田事件や足利事件と何がどう違ったのか、専門家に話を聞きます。  4月から始まる新コーナー「仕事道」。普段はなかなか見られない“仕事”の最前線をリポートします。第1回は「いかカゴ漁」、北九州若松沖での漁に同行しました。

出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)

2014年3月29日(土)

▽プロ野球シーズン開幕!狙え3年ぶりのV奪還ホークス開幕3連戦生中継で徹底解説▽法改正で規制強化へ“脱法ハーブ”万延に歯止めはかかるか▽大名今昔“若者の街”は今

 プロ野球シーズンが開幕。オープン戦13連勝と絶好調のソフトバンクはヤフオクドームでロッテとの開幕3連戦に臨みます。昨シーズンは4位とBクラスに沈みましたが、今シーズンは新たな戦力を迎えて3年ぶりのV奪還を狙います。  ヤフオクドームからの中継を交えて開幕戦の闘いぶりを徹底解説するほか、当日午後1時からの第2戦の直前情報をたっぷりとお伝えします。  特集は法改正で規制が強化される「脱法ハーブ」。 覚醒剤や麻薬に似た幻覚作用や興奮作用がある化学物質を植物片に染み込ませたもので、若者への万延が問題となっています。福岡市中心部の渡辺通りで多重事故を起こした車に乗っていた男も警察に「脱法ハーブを吸った」と話していました。  4月に施行される改正薬事法では、従来の製造や販売に加えて、脱法ハーブの所持や使用が規制されることになります。規制の強化で万延に歯止めをかけられるのか福岡の実態に迫ります。 そのほか福岡市の天神に隣接する大名地区に注目。ファッションや飲食など個性的な店が揃う若者の街として知られていますが、かつては武家屋敷が建ち並ぶ地域でした。  いま大名地区では児童数減少による大名小学校の閉校が関心事の1つになっています。約140年の歴史を持つ校舎を保存しようという声もあがっています。  古地図の研究者や老舗の不動産店に話を聞きながら大名を歩き、街の成り立ちや変遷を探ります。

出演者:キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)

2014年3月22日(土)

▽プロ野球シーズン開幕迫る~鷹ファンが大胆予測!私が監督ならこのオーダー▽公共事業に影響も…人手不足の建設業界▽世界に名を馳せた技に密着!テレビCMができるまで

 プロ野球のシーズン開幕がいよいよ来週末に迫ってきました。オープン戦絶好調のソフトバンクは、ヤフオクドームでロッテとの開幕3連戦に臨みます。V奪還への期待が高まる中、熱狂的な鷹ファンが監督になりきって開幕オーダーを大胆予測。あわせて今シーズンをいかに闘うのか、プロ野球解説者の池田親興さんらが徹底的に解説します。 特集は建設業界の人手不足問題を取り上げます。震災の復興事業で全国から被災地に人手が集中しているために人手が不足し人件費が高騰している建設業界。消費税増税対策の公共投資や東京五輪を見込んだ特需が加わると事態はさらに深刻化するとみられています。福岡県内でも人手不足で公共事業の入札が不調に終わり工事が遅れるなどの影響も出ているといいます。 こうした中、公共工事の予定価格を引き上げるために政府が算定基準を見直したほか、外国人労働者の受け入れも論議されています。人手不足に悩む建設業界の実情に迫ります。  そのほか、東京五輪の招致映像を制作し全国に名を馳せた福岡市の映像制作会社「空気」のCM作りの裏側に密着。福岡市天神のIMSとソラリアプラザが共同で制作する25周年記念CMが出来上がるまでを追います。

出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク 【ゲストコメンテーター】 勝谷誠彦(コラムニスト) 木下敏之(福岡大学教授)

2014年3月15日(土)

▽外来生物福岡でも増殖中…生態系に深刻な影響“危険な”実態を緊急調査▽東日本大震災から3年…いま福岡からできることは?被災地支援とボランティアのあり方を考える

 繁殖力が強く環境への適応性も高い外来生物。在来の固有種を駆逐する勢いで増殖し日本の生態系に影響を及ぼしています。外来生物の中でも生態系に影響を及ぼし人や農作物に被害を与えるものは“特定外来生物”として輸入や飼育が法律で禁止されています。  今回番組ではタイリクバラタナゴという淡水魚に注目。食用魚に紛れて輸入されたものが各地で繁殖した“要注意外来生物”で、近く特定指定される可能性もあるといいます。 交雑が進み日本の固有種を存亡の危機に陥れているというタイリクバラタナゴ。九州大学の専門家とともにその実態を徹底調査します。  特集は大震災から3年の節目にボランティアや被災地支援のあり方を考えます。被災地では復興を目指す動きが続いていますが、土地のかさ上げや防潮堤建設といった防災対策はまだまだ道半ば。福島第1 原発周辺では住民が家に戻ることもままならず、震災以来、時が止まったままとなっています。 震災が起きた当初は福岡からも多くのボランティアが被災地に赴き、沢山の義援金が集まりました。ところが時がたつにつれて市民が被災地を思う機会も少なくなっています。 そうした中、北九州市立大学の学生グループは宮城県南三陸町でのボランティア活動を続け、北九州市は岩手県釜石市への職員派遣を続けています。北九州から続く取り組みを通して、福岡から何ができるのかいま何が求められているのかを考えます。

出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)

次回放送内容

OA:2024.07.20(土)

前身の番組を含め22年目に入った福岡NEWSファイルCUBE。MCが田久保尚英アナウンサーと橋本真衣アナウンサーのコンビに変わり、これまで以上に福岡の出来事を深掘り。普段のニュースをいろいろな角度から多面的にとらえ、内容を深く掘り下げたいという私たち制作者の思いをそのままによりパワーアップ。変貌するアジアの息吹を常に敏感に感じながら、私たちの暮らす街・福岡、そして、九州の変化を捉えていきます。政治・経済はもちろん、日々の生活で見過ごされがちな生活者の現状や課題に焦点をあて、今、世の中でなにが起きているのか?自分の街や地域が、本当はどうなっているのかを視聴者に問いかける番組を変わらず目指します。『CUBE』は土曜の朝にふさわしく、より新鮮な情報を生放送でお届けし、福岡の“今”を多角的に、そして、鋭くみつめていきます。

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