これまでの放送内容
2014年3月15日(土)
▽外来生物福岡でも増殖中…生態系に深刻な影響“危険な”実態を緊急調査▽東日本大震災から3年…いま福岡からできることは?被災地支援とボランティアのあり方を考える
繁殖力が強く環境への適応性も高い外来生物。在来の固有種を駆逐する勢いで増殖し日本の生態系に影響を及ぼしています。外来生物の中でも生態系に影響を及ぼし人や農作物に被害を与えるものは“特定外来生物”として輸入や飼育が法律で禁止されています。 今回番組ではタイリクバラタナゴという淡水魚に注目。食用魚に紛れて輸入されたものが各地で繁殖した“要注意外来生物”で、近く特定指定される可能性もあるといいます。 交雑が進み日本の固有種を存亡の危機に陥れているというタイリクバラタナゴ。九州大学の専門家とともにその実態を徹底調査します。 特集は大震災から3年の節目にボランティアや被災地支援のあり方を考えます。被災地では復興を目指す動きが続いていますが、土地のかさ上げや防潮堤建設といった防災対策はまだまだ道半ば。福島第1 原発周辺では住民が家に戻ることもままならず、震災以来、時が止まったままとなっています。 震災が起きた当初は福岡からも多くのボランティアが被災地に赴き、沢山の義援金が集まりました。ところが時がたつにつれて市民が被災地を思う機会も少なくなっています。 そうした中、北九州市立大学の学生グループは宮城県南三陸町でのボランティア活動を続け、北九州市は岩手県釜石市への職員派遣を続けています。北九州から続く取り組みを通して、福岡から何ができるのかいま何が求められているのかを考えます。
出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 柳原亜希子 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 池田親興(テレビ西日本野球解説者) 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)