これまでの放送内容
2014年4月5日(土)
(短縮・休止の場合あり) ▽診療所火災から半年…防火体制強化、スプリンクラー設置は?高齢者取り巻く医療の現状▽飯塚事件再審認めず…袴田事件や足利事件と何が違う?
高齢の入院患者ら10人が死亡した福岡市博多区の診療所火災から11日で半年を迎えます。 この火災では万一に備えた防火体制の不備が指摘されました。その一方で、いわゆる町のお医者さんである有床診療所が、病院や施設に入れない高齢者の受け皿として人的にも経営的にも余裕のない中で大きな役割を果たしている実態も浮き彫りになっています。 しかし費用も人も必要な防火体制の強化は難しいのが実情で、助成制度が設けられたスプリンクラーの設置も進んでいません。 10人が犠牲になった火災から半年、高齢者を取り巻く医療や福祉の現場を取材しました。 このほか、再審が認められなかった飯塚事件も取り上げます。1992年に女児2人を殺害した殺人の罪で死刑が確定し、2008年に刑が執行された元死刑囚。 証拠採用されたDNA鑑定に問題があるとして、刑の執行後に行われた異例の請求に福岡地裁がどのような判断を下すのか注目されていましたが、再審の扉は開かれませんでした。 再審が決まった袴田事件や足利事件と何がどう違ったのか、専門家に話を聞きます。 4月から始まる新コーナー「仕事道」。普段はなかなか見られない“仕事”の最前線をリポートします。第1回は「いかカゴ漁」、北九州若松沖での漁に同行しました。
出演者:【キャスター】 大谷真宏(テレビ西日本アナウンサー) 角田華子 【リポーター】 今泉麻耶 【スポーツコーナー】 安枝しんご(西日本スポーツデスク) 【ゲストコメンテーター】 坂井政美(西日本新聞論説委員)