これまでの放送内容
2010年12月4日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽日本最大規模のバス会社・西鉄バス。70年に亘って福岡市民の足として私たちの暮らしの一部として重要な役割を担ってきました。しかし今年1月、過去最大のリストラ計画を発表。採算の取れない路線の減便・廃止、更には運転士の採用停止、バス車両の譲渡・廃車、営業所の削減を行っているといいます。国内最大のバス会社のこの決断は、全国の路線バス事業の厳しさを浮き彫りにしています。一方で、社会のニーズも変わってきています。高齢化社会への対応や環境への配慮など、公共交通機関としてのバスの役割が見直されているのも現状です。番組では、国内最大規模・西鉄バスにみる市民の足・バスの今後を探ります。 ▽経営陣が刷新され、見事にJ1に昇格したアビスパ福岡。しかしこれからが正念場。苦しい台所事情を抱え、果たしてJ1でどう戦っていくのか?外国人選手の補充は?日本人選手の移籍は?西日本スポーツの安枝デスクが徹底分析します。 ▽福岡県は柿の生産量が多い地域です(平成17年度は2万5400トン)。しかし柿は腐敗が早く、収獲された内の2~3割は未利用のまま廃棄処分されています。そんな背景を受け、久留米市田主丸のベンチャー企業が立ちあがりました。10年以上の歳月をかけ、全国で初となる『柿シロップ・柿ピューレ』の開発に成功。これまで不可能とされていた『柿の加工品』が、ついに商品化されました。今週の『メードイン九州』は“廃棄果樹の利用法”についてお伝えします。