これまでの放送内容
2011年6月18日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽ニューヨークを抜いて最も多くの日本人が暮らす外国の町、中国・上海。その数は10万人を超えました。経済成長を続ける上海に、日本から就職先を探す20代、30代が増えています。また上海の日系企業は日本人社員を赴任させる数を減らし、現地採用者を増やしています。上海の日本人向け就職情報サイト「カモメ中国転職」には1日20件の新たな求人が届いています。テンプスタッフ上海では毎月2回、日本人のための就職説明会を開いています。上海で仕事を探す人々、そしてすでに上海で仕事をしている人々を取材しました。日本で働くより、年収は2~3割落ちてしまうのが現実。ところが上海での生活費の安さから、日本より生活は楽、貯金ができてしまう、という声もありました。中国でのキャリアを武器に将来を語るビジネスマンたちに密着です。
2011年6月11日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽次回放送日の6月11日で未曾有の大惨事、東日本大震災から3か月が経ちます。いまだ10万人近い避難住民が厳しい生活を余儀なくされる中、菅内閣の不信任決議案を巡る永田町のドタバタ劇は、国民にどう映ったのでしょうか。復旧・復興に向けた具体的な被災地支援、原発事故問題と代替エネルギーの可能性、そして、日本経済の再生に向けた取り組みなど、課題が山積する“日本のこれから”をじっくりと考えてみたいと思います。 ◆ゲストコメンテーター(予定) 新党改革代表:舛添要一参議院議員 ニューズウィーク日本版編集主幹:竹田圭吾氏 九州大学大学院教授:出水薫氏 ほか
2011年6月4日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽平成の「開国」か「亡国」か-。菅直人首相が参加を模索しているTPP(環太平洋連携協定)は関税の原則撤廃をはじめ、さまざまな分野での自由化を目指しています。安いコメの輸入に不安を抱く農家がいる一方、“超”高級玉露で活路を見いだそうという動きも・・・。東日本大震災の影響で参加の判断は先送りされましたが、実は農業以外にも私たちの生活に直結しているTPP問題、その正体に迫ります。 ▽ゲストコメンテーターはエッセイストの矢野寛治さんと九州大学大学院教授の出水薫さんです。
2011年5月28日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽幕末、勤皇の志士たちを支えた女性が福岡にいました。女性が社会や政治に口出しできない時代、自分が信じる道をひとすじに貫いた歌人・野村望東尼です。高杉晋作との運命の出会い、そして別れ、幕末の動乱期に波乱の生涯を終えた一人の女性の足跡をたどります。 ▽今週のゲストコメンテーターはコピーライターの石丸美奈子さんと西日本新聞報道センターデスクの坂井政美さんです。
2011年5月21日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽去年の日本全国の新規HIV感染者・新規エイズ患者の報告数は、7年連続で1000人を超え、増加の状況が続いています。福岡県でも報告数は年々、増加傾向に。さらにHIVに感染しただけでは殆ど症状が出ないため、感染していることに気付かずに過ごしている人が多くいるといわれています。治療法の向上でエイズ発症が抑えられ、もはや「死に至る病」ではなくなったHIV感染症ですが、治療が遅れると命を落とすことに変わりはありません。今週の『CUBE』では、ヒト免疫不全ウイルス(エイズウイルス)と闘う医師、ボランティア、そして感染者を取材しました。 ▽今週のゲストコメンテーターは九州大学大学院教授の出水薫さんと西日本新聞報道センターデスクの坂井政美さんです。