これまでの放送内容
2011年1月22日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽昨年末、福岡市東区に福岡市では初めてとなるカンボジア料理の店がオープンしました。店を開いたのはかつて地雷の被害に遭い、一命を取りとめたカンボジア人女性。今でも冬になると爆破で受けた傷が痛みます。内戦終結から20年以上が経った現在も、カンボジアでは地雷による被害が後を絶たないのが現実です。カンボジアのほか、中東やアフリカなど世界中では、20分に1人が地雷で命を落としているといわれているほどです。福岡市に本部をおくNGO団体『カンジア地雷キャンペーン』。20年前からカンボジアの地雷撤去に取り組み、寄付を募り小学校・中学校を建設しています。番組では『カンボジア地雷撤去キャンペーン』の活動を取り上げながら、今も続くカンボジアの悲劇と苦悩を紹介していきます。今、私たちにできることは何なのでしょうか? ▽航空機の機内食有料化や徹底したコスト削減で急成長する格安航空会社(LCC)。去年、アジア最大のLCC『エアアジア』が、クアラルンプールー羽田便を期間限定ながらも片道5000円で販売し注目を浴びました。この航空業界の新たな波は福岡にも押し寄せています。韓国のLCC『チェジュ航空』は2009年3月、ソウルと北九州を結ぶ国際定期便を就航。往復運賃が、20000円前後と大手航空会社のチャーター便と比べて1~2割程安く設定され人気を呼んでいます。今後も成長が見込まれるLCC、その経営戦略に迫ります? ▽番組コメンテーターは、ニューズウィーク日本版編集主幹の竹田圭吾さんです。