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これまでの放送内容

2020年9月15日(火)

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ようこそ!限界集落へ

佐賀市富士町苣木地区は、高齢者が半数を超えた限界集落。そこでマウンテンバイクを走らせてもらう代わりに地区活動を手伝う若者たちと、受け入れた住民たちの交流を描く。

佐賀市富士町苣木(ちやのき)地区は、住民30人余りのうち半数以上が65歳以上の高齢者である限界集落。
主要産業の農業は、害獣が多く天候に影響されやすいなど困難が多く、交通の便も、車がないと通勤通学も難しい場所。
苣木地区に7年ほど前に来たのが福岡マウンテンバイク友の会のメンバー。彼らは、苣木地区の山でマウンテンバイクを走らせてもらう代わりに地区の清掃活動などを手伝っている。高齢化により住民だけで清掃活動をするのはとても大変なため、住民たちは「とても助かっている」と口を揃える。
2017年から毎年8月に苣木自治会と友の会は共同でマウンテンバイク大会を開催していて、今年は3回目の開催を迎えた。そこに向けて、友の会代表の増永英一さんはある思いを住民たちに打ち明けた。
マウンテンバイク大会本番は迫力満点。全国からトップクラスのライダーが集まり、普段は時間の流れが止まっているように静かな苣木の集落で1000分の1秒を争う熱い戦いが繰り広げられる。

出演者:佐賀市富士町苣木地区の住民 福岡マウンテンバイク友の会のメンバー 他

制作局サガテレビ(STS)

2020年9月8日(火)

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ハイホー♪ハイホー♪~仲良し夫婦の虹色農園~

長崎県東彼杵郡東彼杵町にある「ハイホー♪ファーム」。農園の主・山口さん夫妻はここで60種類以上の野菜を自然栽培で育てている。笑顔が絶えない二人の生活を追った。

「ハイホー♪ハイホー♪野菜が好き♪」長崎県東彼杵郡東彼杵町にあるハイホー♪ファームからは楽しそうな歌声が響く。
農園の主・山口さん夫妻は2013年に東彼杵町に移住して野菜作りを始めた。紫色のキャベツに真っ黒な大根、真っ赤なレタスに白いキュウリ。二人が作る野菜は普段の生活の中ではあまり見かけない珍しい野菜ばかり。60種類以上を無肥料・無農薬の自然栽培で育てている。
「いろんな野菜を知ってみたい」という思いで家庭菜園として始めた野菜作りだったが、次第にレストランやホテルからも注目され、近年は収穫と発送で忙しい日々を送っている。
しかし、天候や気温の影響を受けやすい自然栽培は失敗の連続。苦くて食べられない野菜を作ってしまったり、塩害で畑中の野菜が枯れてしまったり。
それでも前向きで笑顔が絶えない二人の野菜作りの日々を追った。

出演者:山口雅史さん 山口純子さん

制作局テレビ長崎(KTN)

2020年9月1日(火)

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ロックと不発弾

街を愛し、ロックを愛する男は沖縄に刺さる棘を抜き続けてきた。

沖縄本島中部沖縄市、今も昔もコザと呼ばれ愛される街。この街で育った豊田益市さん(69)。彼は様々な顔を持つ。呼ばれればどんなイベントでもロック演奏をするロックミュージシャンかと思えば沖縄に刺さる棘、不発弾を探査する磁気探査会社「沖縄中央エンジニアリング」の会長、また、街の通り会の会長にロックミュージックバー「Sideways」の経営者。69年間、止まることなく走り続ける彼はどのような想いでロックミュージックを歌い続けるのか?不発弾探査という一歩間違えば爆発事故に巻き込まれてしまう可能性がある仕事にどのような思いで向き合ってきたのか。街を愛し、ロックを愛する69歳、年齢もロックな親父はいったい何者なのか?コザの街とは?沖縄の不発弾の現状とは?彼を追いかけロックと不発弾をお伝えします。

制作局沖縄テレビ放送(OTV)

2020年8月25日(火)

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泣き虫ファイターズ~弱小ソフトボールチームの挑戦~

 宮崎県延岡市の小学生ソフトボールチーム「延岡ファイターズ」。結成は2015年4月。メンバーは初心者の13人。しかも半分以上が3年生以下の幼いチーム。

 宮崎県延岡市の小学生ソフトボールチーム「延岡ファイターズ」。結成は2015年4月。メンバーは初心者の13人。しかも半分以上が3年生以下の幼いチーム。チームを率いるのは松田 昭生監督。チーム結成1 年目に掲げた目標は「3年で全国制覇」。週5日の練習の日々だが、試合では1勝が遠い。気の抜けた試合では、監督が説教することも。涙する子ども達。一人悔し涙を流す監督。悔しさを知ったチームは、努力を重ね初の1勝を手にする。それから2年後、延岡ファイターズは宮崎県60チームの頂点を決める県大会の決勝の舞台に立っていた。3年前に「ヒットを打ちたい。」と言っていた新入部員は4番に成長、なんと2ランホームランを打つ活躍。宮崎県チャンピオンに輝いた。しかしあくまでも目標は「全国制覇」。子ども達は、丸坊主になることで決意表明。そして迎えた全国大会。ファイターズは初戦、三重県のチームを圧倒し勝利。しかし続く試合を前にキャッチャー松田くんが肩を痛めていた。三回戦は香川県代表と対戦。初回に2点を奪われ肩を痛めていた松田くんの悪送球もあり、0-4と突き放される。が反撃開始。三塁打でチャンスを作ると、相手エラーの間に1点をもぎ取る。しかし反撃もここまで。残念ながら「全国制覇」には届かず全国ベスト16に終わった。涙する子ども達。素晴らしいチームだったと涙ながらに話す監督。全国制覇の夢は今始まった。

出演者:延岡ファイターズ 松田昭生監督 延岡ファイターズメンバー 保護者の皆さん

制作局テレビ宮崎(UMK)

2020年8月18日(火)

戦時下の恋~死を覚悟した父母の8月13日~

太平洋戦争末期、鹿児島県奄美大島の加計呂麻島に木製ボートで敵艦に体当たりする特攻隊が駐屯した。隊長は島尾敏雄。島尾は島の娘・ミホと恋に落ちていた。

昭和20年8月13日夕刻、加計呂麻島特攻作戦出撃準備の信令が入る。250Kg爆弾を積んだ特攻艇「震洋」に乗り込む特攻隊員は52名。信令が下ったことを知ったミホは、特攻隊が出撃した後、基地の出口の岬の海に身を投じて自決する覚悟でいた。しかし、14日になっても発進の連絡はなかった。そして8月15日、終戦を迎える。一度は死を覚悟した二人だったが生き延びた。
 戦後二人は結婚、島尾敏雄は戦争を題材に小説「出発は遂に訪れず」「死の棘」などで戦後文学に金字塔をうち立てた。また、ミホは奄美大島の豊かな自然、暮らしを題材にした「海辺の生と死」で田村俊子賞(優れた女流作家に与えられる)を受賞するなど小説家として生涯を閉じた。
 今年の夏、特攻基地があった呑之浦の荒々しい海岸を130人余りが歩いた。ミホが隊長に逢うために8月13日夜に歩いた同じ道程である。長男・島尾伸三さん(69)家族も同行。伸三さんにとって生前の両親は家族を顧みない父母であった。歳を重ねるにつれ、戦争に翻弄され続けてきた家族のかたちがはっきりみえるようになってきたという。
 2017年、戦後72年を迎え太平洋戦争を知る者がゼロに近づいていく。番組では、戦争末期必死に生きた父母たちの軌跡を伸三さん家族がたどり、戦争を知らない世代の視点から戦争の絶望を描く。

出演者:【ナレーター】 山上真実(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2024.12.01(日)

いまや日本中で開催されている「クリスマスマーケット」。中でも福岡市で開催されている「福岡クリスマスマーケット」は来場者数、店舗数ともに日本一を誇る。この巨大なイベントをプロデュースしているのが佐伯岳大さん。10年前、日本ではまだ馴染みが薄かったクリスマスマーケットを福岡に持ち込み、日本一にまで押し上げた。「福岡に世界一のクリスマスを」強い想いを胸に、華やかなイベントを裏方として支え続ける姿を追う。

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