これまでの放送内容
2022年7月11日(月)
あさが来る場所
昭和の趣が残る鹿児島市名山町で、14人の仲間で共同管理するスポット「バカンス」。そこで、毎週金曜日だけ行われる朝活、「朝cafe de バカンス」が話題に。
昭和の趣が残る鹿児島市名山町。この場所にちょっと変わった話題のスポットがある。その名も「バカンス」。もともとは空き家で、現在は14人の仲間で家賃を出し合い、共同で管理している。そんなバカンスで、毎週金曜日だけ行われる朝活、「朝cafe de バカンス」。7時15分から1時間限定で、お茶を飲んだりラジオ体操をしたり。公務員や会社員、学生に主婦など様々な人たちが訪れる。
「これがあることで救われる人もいる。」バカンス代表の加治屋紗代さんはこう話す。人々は、どんな思いで、何を求めてやってくるのか。その場所にカメラを向けると、今の世の中が見えてきた。
制作局:鹿児島テレビ放送(KTS)
2022年7月4日(月)
ハイホー♪ハイホー♪~仲良し夫婦の虹色農園~
長崎県東彼杵郡東彼杵町にある「ハイホー♪ファーム」。農園の主・山口さん夫妻はここで60種類以上の野菜を自然栽培で育てている。笑顔が絶えない二人の生活を追った。
「ハイホー♪ハイホー♪野菜が好き♪」長崎県東彼杵郡東彼杵町にあるハイホー♪ファームからは楽しそうな歌声が響く。
農園の主・山口さん夫妻は2013年に東彼杵町に移住して野菜作りを始めた。紫色のキャベツに真っ黒な大根、真っ赤なレタスに白いキュウリ。二人が作る野菜は普段の生活の中ではあまり見かけない珍しい野菜ばかり。60種類以上を無肥料・無農薬の自然栽培で育てている。
「いろんな野菜を知ってみたい」という思いで家庭菜園として始めた野菜作りだったが、次第にレストランやホテルからも注目され、近年は収穫と発送で忙しい日々を送っている。
しかし、天候や気温の影響を受けやすい自然栽培は失敗の連続。苦くて食べられない野菜を作ってしまったり、塩害で畑中の野菜が枯れてしまったり。
それでも前向きで笑顔が絶えない二人の野菜作りの日々を追った。
出演者:山口雅史さん 山口純子さん
制作局:テレビ長崎(KTN)
2022年6月27日(月)
こざかなクン
高校生の中山波音くんは、幼い頃から魚に夢中。釣りや飼育の他、魚の解体ショーを人前で披露するなど「こざかなクン」としての活動も行っている。そんな彼にはある悩みが…
高校生の中山波音(はお)くんは、小さい頃から魚が大好きです。時間があれば、海へ川へ行き、魚を観察したり、釣りをしたりしています。家にも大きな水槽があり、飼育もしています。魚好きが周囲で有名になり、中学生の頃から、魚の解体ショー出演の依頼が来たり、魚のさばき方教室で講師を務めたりと活躍しています。いつしか周りから「こざかなクン」と呼ばれるようになりました。そんな彼をいつもそばで見守ってきたのは、母の聡子さんです。魚が好き過ぎて、他のことがおろそかになってしまう波音くんをどう育てていいのか、ずっと悩んできました。親子が衝突することも頻繁にありました。しかし、波音くんのある診断をきっかけに、聡子さんの子育てに対する考えが少しずつ変わっていきました。番組では、魚に夢中の波音くんを追いながら、子供と向き合う母の姿。親子のつながりを描いていきます。
出演者:こざかなクン:中山波音くん
制作局:テレビ長崎(KTN)
2022年6月20日(月)
モ~モ~母ちゃん奮闘記
日本三大秘境・椎葉村で牛の命を守るために奮闘する若き女性獣医師に密着!夜中の出産に突然の呼吸困難…。予測不可能な現場に立ち向かう彼女の苦悩と故郷への思いに迫る。
日本三大秘境の一つ、宮崎県椎葉村。ここに、牛の命を守るために奮闘する牛専門の女性獣医師がいる。椎葉村出身の宮下絢香先生。「獣医師になってここに帰ってくる」という強い想いを持ち続け、3年程前に帰郷。夜中の出産や突然の呼吸困難など予測不可能な現場に日々立ち向かっている。牛が貴重な収入源となる山村で、農家の生活と牛の命との狭間で全力を尽くす彼女の苦悩とは。絢香先生は3歳の娘を育てる母としても奮闘中。鹿児島県で暮らす夫との新しい夫婦の形とは。
出演者:【プロデューサー】 鵜木健(テレビ西日本) 馬原弘樹(テレビ宮崎) 【ディレクター】 結城葵 【取材・編集】 魚住忠宏 【撮影助手】 中村駆 【ナレーター】 高巣由貴 【MA】 西村良和 【題字】 黒木美希
制作局:テレビ宮崎(UMK)
2022年6月13日(月)
石牟礼道子の面影を追って
2018年に亡くなった作家・石牟礼道子さんが遺したノートや手紙などから、彼女がどのような生涯を送り、どのような思いで作品に向き合ったかを見つめる。
2021年9月に公開された映画『MINAMATA ミナマタ』で改めて水俣病問題に注目が集まった。劇中にも登場し、実際に被害者団体が抗議デモなどで掲げた『怨旗』は熊本の作家で2018年に亡くなった石牟礼道子さん(享年90)が考えたものだった。熊本市東区健軍にある真宗寺の一室では彼女の遺品を管理する『石牟礼道子資料保存会』が活動している。約300冊のノートからは未発表の詩や短歌などが発見されている。石牟礼さんに晩年まで寄り添った日本近代史家の渡辺京二さんは「社会派ルポライターといわれるが、詩人・歌人・小説家としての作品を読んでほしい」と語る。そして、2021年1月には、くまもと文学・歴史館で石牟礼さんの企画展が開催され、資料保存会が発見した、最初の小説『不知火』が公開された。番組では『石牟礼道子資料保存会』の活動や関係者のインタビューを軸に、文学者・石牟礼道子さんがどのような生涯を送り、どのような思いで作品に向き合ったかを見つめる。
出演者:【ナレーター】 中原理菜(TKUアナウンサー)
制作局:テレビ熊本(TKU)