これまでの放送内容
2010年6月19日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽1945年6月19日の夜、200機を越すB29が福岡の街を襲いました。6万人を超す人たちが、住む家を失い、死者は1000人とも2000人ともいわれています。街も約4分の1が焼き尽くされました。あれから65年。戦争の記憶が風化していくなか、空襲を体験し生き残った人たちも高齢となり、その数も年々少なくなっています。大切なことは、次世代へ「戦争」を語り継いでいくこと。番組では改めて、福岡大空襲を検証していきます。あの夜、2時間の「火の雨」の中で何が起こったのか?70人近い死者を出した「地下室の惨事」の目撃者による貴重な証言等を紹介しながら、戦争について考えていきます。 ▽6月20日は「父の日」。父親に感謝を表す日です。現在“友達父娘”が増えているといわれています。新聞の調査によれば1970年代から80年代の父親が「頑固」を特徴としたのに対して、最近の父親は「優しい」を特徴とするといいます。一昔前とは違い「父の威厳」が失われつつあるとも言われる昨今ですが、その一方で父親に対する親しみやすさは増しているのかもしれません。では実際はどうなのでしょうか?今どきの”大人”について考えます。 ※番組内容はかわることがあります。