二人のアムラン　デュオコンサート

シャルル・リシャール＝アムラン（ピアノ）
Charles Richard-Hamelin, piano

音楽の流れを自然に美しく紡ぎあげ、繊細な感情表現で聴衆を魅了し、世界中で活躍しているカナダが誇る若きピアニスト。2015年ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位と、クリスティアン・ツィメルマン賞（ペスト・ソナタ賞）を受賞、同世代の中でも最も重要なピアニストと注目されている。フランスのラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭をはじめ、ノアン音楽祭、プラハの春音楽祭、ワルシャワでのショパンとヨーロッパ音楽祭、ケベックのラノディエール音楽祭、ブカレストのジョルジュ・エネスク音楽祭など、多くの主要な音楽祭に招待されている。ソリストとしては、カナダの主要な交響楽団（モントリオール、トロント、オタワなど）、ワルシャワ・フィル、シンフォニア・ヴァルソヴィア、日本でも読響、都響、大響、広響、九響など、多くのオーケストラ、アンサンブルと共演している。共演した指揮者では、ケント・ナガノ、アントニ・ヴィト、ワシリー・ぺトレンコ、カルロ・リッツィ、ヨン・ストルゴールズ、ジャンカルロ・ゲレロなど多くの名前があげられる。室内楽奏者としても活躍、アンドリュー・ワン、ジェイムズ・エーネス、マリー＝二コル・ルミュー、マルク＝アンドレ・アムランなど多くの音楽家、そして弦楽四重奏団との共演も多い。彼はこれまで12枚のCD（ソロ、室内楽、協奏曲など）をアナレクタ・レーベルからリリース、いずれも高い評価を得ている。2022年には、世界中の批評家から広く称賛されているこれらのアルバムに対し6つのフェリックス賞（ADISQ）が贈られている。