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旅日記

2012.07.06

楽しようと思うと… '12/07/06 放送

38歳、人生まだまだお悩み中のゴリけんが担当します。
今回の旅は和歌山世界遺産熊野古道を激写する旅!


和歌山県はゴリパラ史上、初めて行くのでテンションがあがります。



和歌山駅について早速熊野古道をリサーチ。


すると、駅前の看板ですぐに熊野古道を発見!

「これは楽勝パターンだ!」と思った僕らは

観光モードに突入。

まずは和歌山城を見学。
豊臣秀吉が弟の秀長に築城させたのが始まりだそうです。
和歌山中心部にそびえる、白亜の天守閣。


立派な風格を漂わせる和歌山城で一番心に残ったことは…
大量の鳥が残していった糞を何度も踏んでしまったことです。
これで和歌山の旅も運(うん)よく行ければと願っております。

その晩は、梅屋で一献。
なんとここには、100円メニューがあり、大満足。
しかも、お店の方からお土産までいただきました。




気を良くした僕はどうしても歌いたい気分になり、スナックみっちゃんへ。


 

歌ってカロリーを消費したのかお腹がすいたので、お土産をつまみ食いをしていたら、

後輩であるパラ部の2人にマジで説教いただきました。

やっぱり、色気づいてクロムハーツをつけてたのはダメだったのかなぁ。

翌日、「熊野古道は逃げない」ということで南紀白浜へ!

しかし、この選択が後日、大変なことを引き起こすとは…

南紀白浜。本当に砂浜が綺麗で、まるで南国。


南国②
南国気分でテンションがあがった3人のうちの1人がピンとくる。

斎藤
「ここ来たことがあるかも・・」
ぺぺ即答
「おまえの家庭環境でこんな良い所来るはずない!!」
「絶対来ていない、お前また嘘ついてんだろ!」

事件です。

斎藤はまた、大嘘をついたのでしょうか??

はたまた、矢野の心の柔らかい部分への容赦ない攻撃を悪と見るか

第一回南紀白浜裁判開廷です。

裁判官の僕は、悩みます。

斉藤の話がウソだったとして、斉藤なりの精一杯の見栄だったんじゃないかと…

しかし、事実は事実。 ぺぺがいくら精神的に追い詰める発言をしたからと言って

事実を曲げるべきではないのでないか?

嘘か真実かどうかよりも
斎藤の心に土足で踏み込んだぺぺのデリカシーの無さに有罪を言い渡し

海水鉄砲の刑へ。



そして続いてはアドベンチャーワールドへ!

行く道の看板で見つけたスポットなのですが、こちらは、なんとパンダがいるそうです。

ディレクターさんが「パンダ見た事ない」と言うので、パンダを見た事ある僕が
ちょっと上から目線で「じゃ行ってもいいですよ」と言ってやりました。
年下で同じ大学の後輩なのに、「敬う」という文字がこのディレクターの辞書にはないみたいなので

この位感じ悪くして、やっと五分五分です。

僕がそんな事を思いつつ、一人で「ニタリ」としていた時に

また斉藤

「ここ来たこと…あるかも…」

「お前また…、絶対来てないやろ!!嘘つくな!
お前の父ちゃんがこんな所連れてくるはずねぇやんか!」とぺぺ

斉藤「お前が「絶対」とか言うな!」と涙声で叫びます

第二回南紀白浜裁判開廷です。

裁判官の僕は、悩みます。

先ほど、温情的な判決を出してしまったためにまたこんな争いを生んでしまったと…

ここは事実をはっきりさせるしかない。と思った僕は

斉藤に証人を要求しました。

すぐさま斉藤、実兄に電話かけると…

「来たことある!」

事実がハッキリしました。

判決

「ぺぺ有罪!!」

なんとゲスな目線の持ち主でしょうか!!
このペペという男は、デリカシーはないくせに、猜疑心は人一倍持っています。

もちろん、水鉄砲の刑です。

 

そして和歌山ラーメンを堪能していざ熊野古道へ!


昨日、和歌山の駅前の地図で熊野古道にあたりを付けていた僕らは、
和歌山市の市街地方面へ

大阪へ帰る途中にサクっとミッションをやっつけようという魂胆です。

そして、サクッと熊野古道を発見!しかし世界遺産というにはあまりに普通にありすぎる、はっきり言って

地味すぎます。いたって普通すぎるしあちらもこちらも熊野古道状態。

一体どういう事か意味が分からず、

地元の方に聞き込みをすると

「このあたりも熊野古道には違いないが、世界遺産ではないよ。世界遺産はもっと向こう!」

………絶句です。しかし

ここで斉藤が食い下がります
「だってこれも熊野古道でしょ?だったら世界遺産じゃないですか?」と逆ギレ

「だったら和歌山全部が世界遺産になっとるわ。そんな世界遺産どこ探してもないやろ?
だから熊野古道で世界遺産に登録されているのはあくまで、一部なんじゃ」

とまくし立てられて撃沈!

そのおじさんの話では、
熊野古道とは由緒ある熊野三山という大社の参拝道なので、その距離はとてつもなく長く和歌山だけにとどまらず近隣の県までおよび、
しかも時代によって、何本もあるそうなんです。世界遺産に登録されているのはその一部なんだそうです。

ついでにミッションを軽くこなそうとした僕らに、

神様はとんでもないプレゼントをしてくれました。

世界遺産の所に行くにはどう考えても片道4時間、往復八時間かかります。

そして和歌山から大阪までは1時間半から2時間。

合計10時間近くかかる計算になります。

そこで問題が浮上。10時間後大阪に着いても、新幹線がもうありません

みんな明日には福岡で仕事がある状態です。

スケジュール的にどう考えてもNGです。

が、しかし…この番組のスタッフにはそんな常識は通用しません。

事務所に各仕事先のスケジュールを確認し、出した答えは…

「明日、始発で出れば間に合いますね。」と一言

要はろくに寝ずに始発の新幹線に乗り、福岡に着いたら、そのまま仕事へ行けと言うのです。

僕らは着替える服すら持っていないと涙ながらに訴えますが、

「だったら今日、仕事せずに観光した人達は誰ですか?」と痛い所をついてきます

それを言われると「ぐぅ」の音もでません。 結局、延々と続く山道を熊野大社へと車を走らせました…


 


ミッションを終えて大阪に着いた頃に鬼がまた言います

「予算ないんでビジネスは無理です」と カプセルホテルで一夜を過ごしました

正直に言います。楽しようとしました。そしたらしっぺ返しを食らいました。

やっぱり、サボると後でひどい目にあうのは本当ですね

「人生と旅は似ている」みたいな名言に、あらためて共感した僕でした。

未来の僕のために「今」をサボらずやっていこうと思える出来事でした。

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