最近、一軒家や分譲マンションに憧れる矢野ぺぺです。
今回の旅は結婚式を前日に控えた新婦に思い出の場所の写真と
霧島神宮の御守りを持って式にサプライズ登場という旦那さんからの依頼。
僕らの登場が果たしてサプライズになるのか？という不安を抱きながら出発。


とりあえず二人の思い出の写真を同じ構図で撮影する為に阿蘇へ。
道中、阿蘇の大自然にアテられたゴリけんが北の国からモードに突入。
後輩ならブン殴ってる所をグっと堪えて目的地到着。


思い出の写真にはトウモロコシを持って写ってるんですが…

そのトウモロコシが売ってない…
お店の人に聞くと明日から販売という事。
ゴリパラ恒例の間の悪さが出た所で

お店の人が「冷凍ならあるよ。」と

カッチカチのトウモロコシが登場。
「それ買います！」と言うと
「よか。貸しちゃるからあとで返して。」とまさかのレンタル。
どうにか同じ場所で写真を撮って一つ目のミッションクリア。


そして鹿児島へ。
目的地は霧島なのに飲みたい店があるという
チビとゴリラのスタンドプレーで霧島を通り越して鹿児島市内で泊まる事に。
もう三回目となる僕らの鹿児島のお母さんのお店「さえ幸」で一献。



こちらは刺身が絶品で斉藤が刺身を
「フー、フー(熱い物を冷ます感じ)」して食べるという
謎の行動に出るくらい美味いです。


そこで僕が旅先の美味しいご飯の前にコンビニでパンを食べて怒られ、
一生パン食べない宣言をしたのにパン食っただろ裁判が開廷。
判決は明日の披露宴で
Mr.Childrenの「Tomorrow never knows」を歌うという
極刑に近い重い判決が下されました。

宴もたけなわ、そろそろシメようとした時、
斉藤が兄貴が結婚すると発表。
さらに「娘(9才)を母ちゃんに一回も会わせてない。」と急にカミングアウト。
そこからおじさん達の珍道中旅番組から一転、
斉藤の複雑な家庭事情ドキュメンタリー番組に。
斉藤の兄貴の結婚式で会わせるという事でどうにか一日目終了。


二日目は御守りを買うために霧島神宮へ。



しかし、すでに鹿児島にいるという油断からスケジュールを間違え
スタートから披露宴にギリギリの時間に到着予定になり
ディレクターまで巻き込んで、大人四人の責任のなすりつけあいが勃発。
駆け足で霧島神宮で御守りを買い、急いで福岡へ。
どうにか10分前に到着して会場に登場すると思ってた8倍くらい列席の方々
が盛り上がってくれました。
しかし僕には罰の「Tomorrow never knows」が残ってます。
僕は気持ちを込めて精一杯歌いました。

しかし目の前の列席のおじさんの表情は喜怒哀楽のどれでもない「無」でした。
若い頃ならトラウマになってたと思います。
そして新婦さんに御守りを渡して写真も見せてミッション終了。
あえて自分で言いますが良いことしたな～という旅でした。