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旅日記

2012.05.04

5時間待ちの1秒 '12/05/04-11 放送

コーナー化最初の日記担当はコーヒーをブラックで飲んだらカッコイイと思っている
矢野ぺぺです。

オープニングからコーナーに格下げになった愚痴というゴリパラらしいスタート。

今回の依頼は広島で開催されてるというストリート腕相撲大会。

この距離はドライバー斉藤にしたら左手の距離。

途中、斉藤から謎の腕立て50回余裕で出来る発言が出たんで
美東で番組のマドンナ、ミホちゃんに披露する事に。

ミホちゃんにイイ所を見せようと快調に回数を重ねるが30回を超えた辺りでピタリと動きが止まる斉藤。

そのまま曙のようにアスファルトにダウン。雨が降ってたので服のダメージも甚大。

ビジュアルとモテたい気持ちが反比例している斉藤だから生まれた悲劇でした。

そして広島の福山駅に到着。

街の人に聞き込みをした所、毎週土曜の夜にストリート腕相撲は開催されているらしい。

偶然その日は金曜。

一泊して福山を観光して最後に腕相撲というゴリパラらしからぬ
完璧なスケジュールが出来上がりました。という事で恒例のご当地で一献。

HKT48のコーナー終わりとは思えないシブ過ぎる小料理屋に。

瀬戸内海で取れた魚の刺身や煮付けを美味しくいただきました。

宴もたけなわの所で酔っ払った斉藤が冠番組からコーナーに降格した
愚痴をこぼしだし突然の号泣。

僕らにとってはハトが豆鉄砲のタイミングだったんで当然、爆笑。

田中邦衛さんバリの泣きを女将さんに慰めてもらいホテルに行く途中、

路上で弾き語りをしてる人に遭遇。斉藤がゆずの栄光の架け橋をリクエスト。

気づけば周りの人も参加して大合唱。

第一回目の放送から最終回のような空気で一日目終了。

次の日は女将さんオススメの鞆の浦に。

崖の上のポニョの舞台と言われている所で風情満載の所でした。

そこに宮崎駿先生が2ヶ月毎日通った喫茶店を発見。

宮崎先生が飲んだコーヒーをいただいて次のスポット仙酔島へ。
やっと船着き場に着いて船で仙酔島に。

仙酔島は仙人も酔うほど美しい島と言われている場所で自然豊かで珍しい五色の岩があったりしてパワースポットとしても有名だったみたいです。

ただ島の輪郭を沿うように道がありプラス満潮だったのか、なかなかのしぶきを浴びて靴がスプラッシュ。
福山市街に帰る途中、菜の花畑を発見したゴリさんがどうしても行きたいとウホウホ言うんで
寄ってみるとめっちゃ綺麗に咲いてました。

福山駅で代えの靴を買おうと靴屋に入って選んでいると斉藤とゴリさんが「これええやん。」
と雪駄をゴリ押し。
ロケ日はまだ3月でシーズンを先取り過ぎてた雪駄スタイルに、通行人の人達に
怪訝な目で見られました。

ついでにゴリパラの腕相撲代表に決まっていたゴリさんにユニフォームを買ってあげました。

腕相撲の正装と言えばコレ、とびっきりオシャレなランニングを購入。
あとは大会を待つだけなんで福山名物うずみごはんを食べる事に。

丼なんですが具がごはんの上じゃなく、
ごはんとごはんの間に入っていて見た目はただの白ごはん。

由来は昔、具材を一杯に載せて食べると殿様的な人に「なにを贅沢しとる!」と怒られる
可能性があったんでバレないように間に入れたらしいです。

お出汁が効いてて絶品でした。

そしていよいよ大会が行われるという駅前に。
少し早めに来たんで目の前の喫茶店で待つことにしました。
ドリンクもすでに飲み終え聞き込みした時間になりそろそろ来るぞと待ち構えたんですが
一向に始まる気配がない。

シビレを切らした斉藤が再度聞き込みに。帰ってくると「大体この時間からやってるらしい。」と不安満載の情報を持ち帰ってきました。

さらに待ってみたが来ない。駅前に来てから四時間以上経過して時間は20時。
僕ら全員が「・・・これ・・もう・・今日無ぇーんじゃねぇーか。」と思い始め、
誰かの「諦めて帰ろう」という言葉待ちの状態。

斉藤が「一旦メシ食おう!」と提案。

心が折れてほぼ諦めていた僕らは一番近くにあったという理由だけで博多から来てるのに

豚骨ラーメンのお店へ。

そこでラーメンを食べながら「今日、もう腕相撲大会無いやろ。」と喋っていると
僕らの後ろに座っていた丸太みたいな腕をした人が

「あっ今日腕相撲っすか?僕もなんです!あともうちょっとで始まりますよ。」と発言。

これに色めき立ったのは言うまで無く、全員で質問責め。

丸太の腕の人はストリート腕相撲の関係者で今日は確実にあるということ!

その言葉を折れた心の添え木にして待つことトータル5時間!

やっと来ました腕相撲専用リングを持ったムキムキの集団が!!

お話しを聞くと
アームレスリング世界3位の方が主催している腕相撲のチームの練習&普及活動ということ。

事情を説明して、いざ決戦。

ユニフォームのランニングになり、リアル裸の大将ゴリけんVS世界3位。

結果、秒殺。審判のスタート合図「レディ、ゴー!」を言い終わる前「レディ、ゴ」の時点 で負けてました。

5時間待って1秒で終わる。1秒の為の5時間待ち。心に残る旅になりました。

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