今週の日記担当は
ゴリパラ親睦会で参加してくれた方々に鬼のようにイジられた矢野ぺぺです。
今回の依頼は新幹線が踏み切りを通る場所が静岡にあって、その瞬間の写真。
あのスピードで踏み切りを?という疑問を持ったまま静岡に。
さすがに車で行くとなるとドライバー斎藤が死んでしまうんで新幹線移動。
車内で優雅な移動を味わっていると、車掌さんが切符を確認しに来ました。
僕が出そうとしたらポケットにもカバンにも切符がない。
一瞬テンパってゴリけんを見たら半笑いで「・・・どうした?」とヌカし、隠したのがバレバレ。
荒いドッキリにフルスイングのビンタでお仕置きしてやりました。
静岡に着いて新幹線の事ならやっぱりJRという事で、
職員の方に聞くと「詳しくはわかりませんが、それ浜松の方です。」と静岡のひとつ前の駅(新幹線で)らしい。
依頼は明日にして、
しきりにゴリさんが「俺、静岡で生まれたんよ。ちょっと思い出の公園行っていい?」とゴリラのゴリ押しで誰の興味もない思い出ツアーに。
そこは徳川家康のお膝元、駿府公園という所でまさかのノーライトアップ。
テレビではあり得ない暗さ。
しかも昔遊んでいたという機関車も撤去。
人生で指折りの無駄な時間を過ごしました。
そして僕のおばあちゃんが静岡に居て、
せっかくやから彼女ができた事を報告しに行こうと訳のわからんイベントを開催。
しかし齢90才のおばあちゃんは夜の7時でもう就寝。
ホッとしたのも束の間、ディレクター竹ちゃんが「じゃあイトコっすね。」とライトな感じで提案。
なぜかイトコに彼女の報告。
家に上げてもらいお茶を出してもらったら斎藤が開口一番「ちょっと渋いっすね。」と失礼極まりない発言。
ここから斎藤の独壇場。寝っ転がるは、グイグイみかんは食う。
最終的に僕の29歳のイトコの女の子を見て「お前の従兄弟カワイイな。おっぱいデカいし。」と人格を疑う発言。
相方のイトコを性的な目で見るという、娘がいる父親とは思えない発言にヤツのエロに対するエナジーに戦慄を覚えました。
そして彼女ができた事を報告。
彼女が大学生と聞いてイトコのおじちゃんは眉間に渓谷のようなシワを寄せていました。
その後、静岡名物の黒おでんを食べに行きました。
超名物らしくおでん屋しかない通りがあってその一軒に。
その名の通り具がまさに黒。
でも食べてみると味は程よい濃い味で具がめちゃくちゃデカい。
おでんを堪能して一日目終了。
二日目は依頼の浜松に行く途中またゴリけんのゴリ押し。
おばあちゃんの墓参りという私的な事山の如しのお願い。
そのお寺に心に沁みる名言が書いてあるからと行ってみるとホームページがあるらしく、わざわざ見に行かなくても日本中どこにいてもみれた事が判明。
サクっと土下座をすまして浜松へ。
せっかくなんでと浜名湖の有名な鰻を食べに行ったら
ディレクター竹ちゃんが「ちょっと金がキビシイです。」と一言。
ジャンケンで鰻の大、中、小を決める事に。
結果、静岡に着いてからずっと運転して一番カロリーを使ってる斎藤が小。
負けた瞬間、仁王像みたいな顔して浜名湖を睨んでました。
そして、またまたゴリけんプレゼンでくるくる公園という、人が乗って回る遊具しかない公園に行きました。
僕が試しに乗っているとカメラが撮ってない奥の方でゴリさんがセルフでコケるというアクシデント。罰として38才のおじさんを全アトラクションに乗せてぐるっぐるに回してやりました。
そしてやっと依頼の踏み切り。
JRの工場があるらしく行ってみると中に新幹線が!
普通にお客を乗せて走ってるんじゃなくて整備で工場に入る時に踏み切りを通る事が判明。
工場の人に「いつ通りますかね?」と聞くと「今日の午前中にもう通ったよ。月に3、4回しか通らんよ。」という事。
ゴリパラ名物アンラッキーが炸裂。
このままじゃ依頼失敗。
ここでゴリさんが「踏み切りの前の家の人が写真持ってないかな?」と14年付き合っていて初めて閃きを見せました。
インターホンを押して事情を説明すると「あー、写真ありますよ。」と見せてくれました。
そこには新幹線が思いっきり踏み切りを通っている写真が!
さらに「なんだったら写真いりますか?」とあちらからプレゼント!
有り難く写真を頂き、写真を写真に撮るというギリギリの折衷案でどうにかミッションクリア。
イトコ、公園、墓参り、鰻、公園、さらにカットでしたが富士山。寄り道しすぎた旅でした。
旅日記
2012.03.09