今週の日記担当は、意を決して高い買い物をした矢野ぺぺです。

今回の旅は兵庫県の淡路島にあるらしいビル並みの高さの仏像。

兵庫とはいえ島なんで、もしかしたら新幹線？という淡い期待を抱く前にノータイムで車移動決定。

まあ移動が長いです。漢字もこっちの「永い」になるぐらい永い。

話す事もないけどカメラは回ってる状態。

となると、もうお互いのエグり合い。

斉藤がサクッと「ぺぺが最近、ロレックスを買ったんです。」と暴露。

そこから「なんで時計なん？ゴリパラの事考えたら必要なのは運転技術。初心者のおまえは車やろ！」と

斉藤、ゴリさんにディレクターの富さんまで加わり矢野の予想をはるかに超えるＫ点越えの非難。

富さんが
「時計を買った事を責めてるんじゃありません。
番組としては安全に運転技術を持った人が運転しないといけないじゃないですか？
残念ながら、矢野君は、まだ番組として運転を任せる事はできません。
なぜなら運転技術がないからです。
そんな人をドライバーにするわけにはディレクターとしてできません。
矢野さんも、そういう事を理解して免許とったんじゃないんですか？
なのに、なぜそこで、時計なんですか？状況を考えると車じゃないですか？
矢野さんに「２人（ゴリけん・斉藤）に運転させといて、自分は座っていればいいや」って
気持ちがあったからでしょ？僕たちはそこを責めているんです」

と、尤もらしい事を並べて、僕の「逃げ道」を完全に断ちます。

僕は前々から思ってたんですがこの人の追い込み方ハンパないです。

若手のＡＤさんが気の毒で仕方ありません。

僕は
「むぐぐぅ、でも、２人（ゴリけん・斉藤）は若い時、親の金で免許とらしてもらって、車買ってもらってさ
俺はそうじゃなかったから…」

斉藤「時計買う金はあったんでしょ？このやりとり何時間やってもいいけど、絶対負けないよ」

チーン！完全にＫＯです。

この後、
瀬戸大橋を渡り、大鳴門橋をわたり、ようやく淡路島へ

この間僕は、ダウンしたにもかかわらず、殴られ放題のサンドバック状態。

最終的に「（運転）技術がないヤツはこの番組にはいらん！」と軽いクビ宣告。

貯めた自分のお金で買ったのに…この番組には買い物の自由もない。

なんとか淡路島までたどり着いた僕らは、とりあえずご当地という事で店を

探しているとキムチ鍋屋さんが。

オープニングでゴリさんが「今日の夜は鍋行きたいねぇぇ。」

と中尾彬さんみたいにネチっこく言ってたんで、そこに決定。

これが当たりでモツの入ったキムチ鍋が絶品。

ハフハフ言いながらビールのＣＭのように頂きました。

そのお店の女将さんに淡路島のスポットを聞くと「猿と話せる女の子がいる。」という

釣りでいう所の「主」クラスの引きのある情報ゲット。

ここで一日目終了。


次の日、朝一で美味しいたこ焼きがあるらしいという事で
朝ごはん代わりに食べる事に。海沿いあったそのたこ焼き屋さんは元々卵屋で、出てきたのがコレ！



もう出ちゃってます。画力がスゴイ！味も生地がフワッフワでタコプリップリ。

お金を出してチェーン展開したいくらい美味かったです。

そしてＵＦＯ神社（割愛）

に寄って猿と話せる女の子、サキちゃんがいるモンキーセンターに。
お話を聞くとご両親がモンキーセンターをやっていて
小さい頃から猿と触れ合っていて表情とかで機嫌がわかるらしいです。
もう猿の方から寄ってきます。
野生の猿がそこまでになるのは相当珍しい事らしいです。
斉藤も猿と心を通わせるべくタッチを試みます。

完全に一方通行でした。


サキちゃんに将来の夢を聞くと「技術（テレビのカメラや音声の仕事）になりたいです。」と言ってました。

ここでも技術。

昨日の車内のみんなの非難が一瞬フラッシュバックしました。


そして依頼の巨大な仏像に。

車で走っているとゴリさんが「あっ！あれじゃない！」と指差す方向を見ると思いっきり灯台が。

「あんなデカいわけないでしょ。」と進んで行くと灯台と思っていた物がどんどん人型に見えてきて、

最終的に仏像。デカっ！かなり遠くから見えて灯台と見間違えるほどデカい仏像。

これで依頼クリア。福岡までの帰路も技術がないので黙って後部座席に座って帰りました。