春の陽気に誘われて訪れたのはうきは市浮羽町流川(ながれかわ)地区です。ここを流れる巨瀬川(こせがわ)の南側沿いには全長約2kmにわたり立派なソメイヨシノの桜並木があります。春には菜の花も土手のあちらこちらに散りばめたように咲いており、およそ1000本の桜と共に黄色とさくら色の美しい風景を見ることができます。
川沿いの道を歩くと両側に桜の木があり、まるで桜でできたトンネルを歩いているような気持ちになります。また少し離れた小高い場所から見ると美しい筑後平野に1本の桃色の線が引かれたように見え、桜並木の長さと美しさにあらためて驚かされます。