佐賀県小城市小城町は、全国有数の羊羹づくりの町です。小城羊羹の初祖、村岡総本舗では、明治32年(1899年)以来、伝統の煉羊羹である切り羊羹の製造が続けられており、この分野では全国最大の規模を誇っています。工場は製餡、製造、包装、出荷などの部門に分かれ、手を掛けた羊羹作りが行われています。
一番人気の羊羹は、特製切り羊羹で、外側の砂糖のシャリ感と中のやわらかさが人気です。「本煉」「紅煉」「小倉」「挽茶」「きびざとう」「青えんどう」の六種類の味が楽しめます。竹の皮と経木で包んだ昔ながらのパッケージも人気があります。平成25年度の佐賀の一世帯あたりの羊羹購入額は全国一位です。地元の人に愛されるお菓子「小城羊羹」を一度ご賞味されてみませんか。